どうすれば仕事を有利に展開できるかvol.12
皆さんは、どんな仕事に携わっていらっしゃいますでしょうか?
その仕事において、顧客やビジネスパートナーに対して、
自分に有利に展開できていますでしょうか?
やはり、手強い相手もいれば、比較的やりやすい相手もいると思いますし、
得意不得意や得手不得手誰にだってあることと思います。
しかし、そんな中でも、持っておくことで、より自分に有利な状態で
業務を展開していくことのできるビジネススキル群というものがあります。
本シリーズでは、それらのビジネススキルについてご紹介させて頂くとともに、
ぜひとも実践でご利用頂き、ご自身の活動にプラスにして頂ければと思います。
ここでは、「相場カン」というビジネススキルについてお話していきたいと思います。
皆さんは相場というものを考えたことはありますでしょうか?
世の中のサービスや商品には価格があり、条件や状況、状態などによって
その価格は日々変動しています。
この相場というものの存在を知っているかどうかって、
我々の仕事に大きく影響を及ぼすんですよね。
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相場とは、、、
①市場で取引されるその時々の商品・株式・債券・外国為替などの値段。時価。市価。
②実物・現物・直物取引ではなく、市場における価格変動によって生じる差額で
利益を得ようとする投機的取引。
③ある物事についての世間一般の考え方や評価。また、世間並みと認められる程度。
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相場というと②のような株式や先物などの取引でよく使われているイメージがありますが、
実はそれだけに留まらず、①のように大きな意味で市場で取引される値段のことを
いったり、③のように世間一般の共通認識として使われることもあるんですね。
意味を見てもお分かりいただけるように、この相場を知っておくことができれば
広範囲における平均点を知ることができるため、ご自身がどう振る舞うべきかを判断する
一つの指標として有効活用してあげることができるんですよね。
そんな相場ではありますが、投資の世界では、そのスキルのことを
相場観、相場感、相場勘という3つの相場カンで表現しているんですよね。
相場観とは、、、
よく観察して相場方向を判断することであり、相場の研究をすることで養われるスキル。
相場感とは、
肌感覚で相場の方向性を感じ取ることであり、経験値を積むことで養われるスキル。
相場勘とは、、、
直感であり、元々備わっている天性のセンスと利益を追求する感性から呼び起こされるスキル。
いずれも相場を知るというゴールは一緒なのですが、そのアプローチ方法が少しずつ
異なっているんですよね。
観察を重視するものもあれば、経験による肌感覚を重視するものもあれば、
天性のセンスや感性などのような直感を重視するものもあります。
時と場合によって、用いる相場カンは異なりますが、これら三つを駆使して、
相場を知ることができれば、何事も有利に展開してあげることができるんですよね。
例えば、何かを販売するうえでも、世の中の相場を知っているのと知らないのとでは、
販売成績に大きく影響してきますし、顧客の考えの相場を知っているか否かでも、
アプローチ方法は大きく異なってきます。
相場の存在と、相場カンを養うことは、ご自身にどれだけの恩恵を与えてくれるのか、
これを自分たちの働く業界や職場に適用させて、ご利用いただければ幸いです^^