なぜ痩せる必要があるのか

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みなさんはご自身の体型に自身を持っていますか?昔と比べて少し太ってきたな・・・とダイエットをしている方も多いのではないでしょうか。ではそもそも痩せることやダイエットとは何なのかということに関して本日はお伝えしていきたいと思います。

 

ダイエットとは

ダイエット(diet)とは、そもそも「規定食」という意味で、一定の計画に従って調整する食事のこと、すなわち、健康維持を目的として食事の質や量を制限することです。

日本ではこれが転じて、健康とあわせて美容も目的として、痩せるための運動や生活習慣の改善のことを指しています(逆に、海外では、痩せるための運動はダイエットとは言われないようです)。ダイエットは体重を目安に、健康体重、標準体重、理想体重、目標体重、美容体重、モデル体重と、いろいろな指標があり、これらの指標に基づいて、運動や食事制限に体重を減少されること、すなわち、「ダイエット=痩せること」と思われがちですが、そもそもの意味においては、健康のため栄養管理をしながら適正体重まで増加させること、例えば、痩せすぎの人が食事量を多くして体重を増やす行為も「ダイエット」に含まれます。

 

日本においては、主に肥満の解消や防止のため、痩せるための諸活動全般を指してダイエットと呼んでいることが多く、中には食事に一切関係しない痩身法までもがダイエットと呼ばれていることもあります。

これは現代人は統計的に見ると糖分過多・脂肪分過多の傾向があり、肥満に陥ってしまっている人の数が非常に多く、結果としてダイエットを行う人の比率を見ると痩せるために行っている人が多いので、ダイエットが「痩せる」行為全般を指すことが多い理由であると考えられます。

 

ダイエットの歴史

 

日本の西欧化

民族や風俗・風習、時代により美意識や美の価値観は違いますが、日本では、特に明治維新以降、鹿鳴館時代に西欧化が進み、女性はコルセットをつけてのドレスアップをしていました。当時の日本女性は柳腰が美しいスタイルといわれてはいましたが、大根足に短足、腰にクビレはなく、お尻は扁平という安産型。かなりコルセットをつけてのダンスはきつかったのではないかと推察されます。

それでも西欧に追いつけ追い越せと日本人は西欧化を推し進め、西欧文明や文化・美意識を貪欲に取り入れていきました。身長の低さと短足、低い鼻に細い目、黄色い肌などのコンプレックスを抱きながら猿真似を突き進む。

日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦に勝利し、日本はやっと西欧列強に肩を並べたと錯覚する。東南アジアや中国大陸の奥深くへと侵攻し、やがては太平洋戦争に突き進み、小国日本の現実を味わうことになります。 明治、大正、昭和の戦前までは、都市部においては西欧化が進んでいたかもしれませんが、農村部ではまだ着物姿が多く、肌をに出すファッションではありませんでした。

しかし、夏には女性も上半身裸で農作業などをおこない、パンツをはく習慣は無く、腰巻であり、立小便もしていました。はずかしいという羞恥心もなかったのでしょう。 日本の本格的な西欧化、西欧文明(物質文明)との融合は戦後復興とともに始まったといえます。

また、戦前までは日本文化(精神文化)がまだまだ色濃く残っていたともいえましょう。戦後復興とともに西欧化というより欧米化または近代化がどんどん進み、ファションは洋装化、食事も菜食から肉食化が進んでゆきました。そうです。肥満体型の量産が本格的に始まったのです。

 

高度経済成長とともに肥満化の進行

 

高度経済成長とともに物流は発展しモノは溢れ、暮らしは豊かになり、食欲も旺盛になった。暴飲暴食、気がつけばビア樽に茄子腹、肥満体。経済戦争のサバイバルの中でストレス社会が出現。女性の社会進出。

男性はギリシア彫刻やルネサンスの彫像のような肉体や筋肉を、女性はマリリン・モンローのような女らしいシルエットを理想とし、カラダは形成されるものであり、自己表現となっていきます。1950年代後半から美容整形が注目されはじめ、ダイエットとエステのブームが本格的に始まり、ダイエットが一大産業になっていったといえましょう。

1951年(昭和26年)、日本初のサウナ施設を備えた東京温泉が東京都中央区銀座6丁目にオープンしています。フィンランド発祥のサウナ風呂は、発汗を繰り返すことで体内に蓄積した老廃物や疲労物質を対外に放出するとともに、血流をスムーズにし、新陳代謝を活発化することから疲労回復、美容、ストレス解消に効果があり、全国に広がってゆきました。

しかし、食欲が増進され、喉が渇くためビールを飲んでしまい元の木阿弥。また、東京オリンピックの影響でスポーツへの関心が高まりスイミングスクールやスポーツジムが全国各地にオープンしていきました。

グローバル化とマスメディアの発展により情報は氾濫し、人々はその情報に翻弄されてゆきます。デブは鈍い、暑苦しい、醜い者としての烙印を押される。美しさや魅力、そして健康は自分自身の努力で作り出していくもの。マスメディアに煽られながらダイエットは数々のブームを巻き起こしていくこととなる。

 

【1960~70年代】モデル・ツイッギー来日!『激やせ』が憧れの的に

 

ツイッギーの“激やせ”と“ミニスカ”が大流行した1960年代後半。「何でもいいから、とにかく痩せたい!」と、危険なダイエットに拍車がかかったこの年代は、身体の中身は気にせず、見た目だけを意識していたようですね。

1970年には、国民的歌手・弘田三枝子さんが『ミコのカロリーBOOK』を出版。当時はまだダイエット本もなく、大ベストセラーに。ここから“カロリー”という言葉が一般人にも身近なものになりました。

 

【1980~90年代】摂食障害が社会問題にも。“ダイエット食”がブーム

 

1970年頃からダイエット食品が大企業化。ダイエット食の流通と食事を制限するダイエットにより、拒食症や過食症などの摂食障害が社会問題に。

「ゆでたまごダイエット」は、ただひたすらゆでたまごのみを食べるというダイエット法。栄養バランスとその効果が気になりますが、これで痩せられたら坂東英二さんも大喜びですね。

 

【2000年代】食生活と生活習慣を見直す、健康的ダイエットに

 

2000年代では、身体を大切にした(身体の)中からキレイになるダイエット法が増えたように感じます。そして、2000年代後半からは「ビリーズブートキャンプ」を始めとしたダイエットDVDや、「カーヴィーダンス」や「巻くだけダイエット」などのムック本が大ヒット。 著名人の紹介やインターネットなどで手軽に購入できるようになったことがブームを巻き起こした要因にもあるようです。

 

痩せることのメリット

 

ダイエットに成功した人の話で良く聞くのは、昔購入した服やズボンをまた着られるようになったということです。ダイエットの末に昔のサイズの服が着れるようになる喜びは格別です。体重が減るので足腰や関節への負荷が少なくなり、運動やお出かけが楽しくなります。

ランニングで痩せた人は、そのまま走り続けてマラソン大会に参加するのが趣味になる人もいますよね。女性の場合ですと、女優のような美人に変身することもあるから驚きです。同窓会で集まったとき、昔クラスで太ってた女の子が痩せて別人のように美人になっていたというのはよくあるお話です。

 

痩せることのデメリット

 

痩せることはメリットばかりではありません。しっかりとデメリットもあります。まず、服の買い替えが多くなって出費が増えることがあります。今まであきらめていたサイズも着れるようになるからついつい色々と買ってしまいます。

食費が下がった分、服代が上がってしまってうれしい悲鳴があがるそうです。また、服代なら可愛いですが、痩せすぎてしまうとホルモンバランスが崩れたり、食事を受け付けないなど命にも関わることもあるので注意してください。

 

まとめ

今回はダイエットの意味や歴史に関してお伝えさせていただきました。皆さんも無理なダイエット等は控えて健康的なダイエットを実施して理想の体型を維持して頂ければと思います。最後に私がおすすめするダイエットに関してのリンク先を掲載しておきますのでぜひご覧下さい。

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