一流の経営者やビジネスマンはなぜサウナに行くのか!?

 

 

最近、サウナに行くビジネスパーソンが増えている。その代表格がヤフーの川邊健太郎社長だ。サウナのどこが魅力なのか。サウナイベントのプロデュースを手掛ける経営者・本田直之氏は、「熱すぎる空間では複雑な思考ができず、雑念が取り払われる。純度の高い思考がアイデアを生み出す」と分析する。

私も3年前くらいから1人の経営者と出会い、今は週7でサウナに行くほどのサウナーである。

初めのほうは熱い、冷たいを繰り返すサウナをあまり好きではなかったが、サウナーの間でいう「ととのう」という感覚を体感し、以来それハマり、すっかりとサウナーとなりました。

人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?

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【サウナでアイデアが生まれる?】

ビジネスパーソンという切り口でサウナを語る際には、「アイデア」というのがひとつのポイントになるだろう。

もちろん普通のビジネスパーソンも自分でアイデアを出したり、決めなければいけなかったりすることは少なからずある。しかしながら、そもそも起業に際しては、人とは異なるユニークなアイデアやシステムがなければまず成功することは難しいし、経営のフェーズでも、熾烈な競争の中を生き残っていくために常に新しいことを考え続けなければならない。

だから彼らは、普通の人よりシビアな「アイデア」の世界を生きていると言っても、差し支えはないだろう。

そうするとまず考えられる仮説は「サウナがアイデアを生み出す場として機能している」ということだ。

普段からビジネスパーソンはサウナに入る前には頭の中にいろんな思考が渦巻いている。

『やばい、明日までにやらなきゃいけないんだった』『疲れたなぁ』『あれ、どうやって処理しよう』。サウナに入ってこれらの思考に何が起きるのかというと、重要度が低いものと緊急性が高いものがスッと消える」
「熱くて複雑な思考ができないなかで、重要度が低いものは『くだらないからいいや』となるし、緊急度が高いものは『これはどのみちすぐやらなきゃいけないんだから、サウナから出たらサクッと終わらせよう』となるからだ」

「そして、日頃後回しにされがちな『重要度が高く緊急性が低いもの』、つまり『本当に考えなきゃいけないもの』だけが残り、じっくりと考えやすくなる。頭の中が一旦ゼロにリセットされ、忙しい日常の中で隅に追いやられていた潜在的な思考が『アイデア』や『インスピレーション』として顔を出す」

サウナはひとりで考え事をするのに良い空間ではあるが、熱いのでそこまで複雑な思考はできない。同時に考えられるのはせいぜい1~2個の、本当に重要なものくらいだろう。

そうやって強制的に雑念が取り払われた純度の高い思考が、結果的に「アイデア」として結晶化するのである。

なぜそんなにもサウナがビジネス界やクリエーター界に受け入れられているのか。答えは様々ですが、「ととのう」と表現されるように心身ともにリラックスした状態で、経営戦略やアイデアを考えると、その質が明らかに向上する。もしくは、常に頭をフル稼働しているビジネスパーソンにとって、一時でも頭の中を空にできる状態を作ることは、クリエーティブになれる状態を作るためのツールとしてサウナを取り入れる人が増えているのではないだろうか。

 

【サウナに入れば幸福度が上がる?】

国連が発表した「世界幸福度ランキング」で、2017年から3年連続で第1位に選ばれた幸福の国フィンランド。そんなフィンランドの人々に欠かせないもののひとつが

「サウナ」だ。一時期減少傾向にあったパブリックサウナだが、ここ数年の進化は目覚ましい。新たなカルチャーとして発達し、驚くほど多彩なサウナライフを提案している。

ストレス社会の日本を生き抜いていくために、そして幸せに人生を生きていくために、ぜひサウナに行ってみてはどうだろうか。

医者が教えるサウナの教科書??ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

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