人はなぜおしゃれをするのか
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皆さんはおしゃれに興味がありますか?男性も女性も良く見られたいという方は多いはずです。
しかし、おしゃれな人もいればそうでない人もいます。では今回はなぜ人はおしゃれをするのかをいうことについてお伝えしたいと思います。
おしゃれとは?
人は服を着ます。
一般的におしゃれとは、実用性以外の観点から服装を選ぶことです。
実用性とは、動きやすいとか、温かいとか涼しいといったことです。
実用性以外の観点とは、清潔感があるとか、かっこいいとか可愛いとか、体型が良く見えるといったことです。
人は実用性だけでなく、おしゃれかどうかという観点で服を選びます。
それはなぜかと言えば、洋服は人の心にも影響を与えるものだからです。
おしゃれをする理由
おしゃれをする理由は大きく2つあります。
1つ目は自分が楽しむためです。
自分が好きな服を着たりするのは楽しいことです。
自分が好きな物を見につけると、わくわくしたりいい気分になったりします。
2つ目は他人に好感を持ってもらいたいからです。
人は他人に、自分のことを良く思ってもらうと嬉しいものです。
服装によってかっこいいとかかわいいとか思われたら悪い気はしません。
また、「清潔感がある」とか「真面目そう」とか、「個性がある」といった相手にどんな印象を持ってもらいたいかという観点から服を選ぶこともあります。
どんな格好がおしゃれ?
何がおしゃれかは時代や状況によって変わります。
だからどんな格好がおしゃれかというのは一概には言えないものです。
しかしながら、場に合っていながら、人とちょっとだけ違う装いが「おしゃれ」と言われることが多いです。
例えば、どんなに素敵なスーツやドレスでも、みんなでスポーツをするときに着て行ってはそれはおしゃれではありません。
例えば、どんなに人気の洋服でも、自分の体型に合っていなければ微妙です。
状況に合わせて、不自然じゃない服を選ぶということが大切です。
そして、場に合った上でちょっとの違いを楽しみます。
素材が違うとか、実は裏地に模様があるとかです。
多くの場合、人と違いすぎる格好は「おしゃれ」と思われる可能性もありますが、「場に合っていない」と単に思われるリスクも高いです。
「個性的な格好ですね」というのは、多くの場合はおしゃれという意味ではなく、「場に合ってなくてちょっと変ですよ」という意味の言葉で使われます。
服装というコミュニケーション
服装によって、相手に与える印象は異なってきます。
だから服装を選ぶときは、自分が何を着たいかだけでなく、それを着ることで周囲にどんな印象を持たれるかを考えます。
例えば意中の人とデートをするときに、相手が自分のためにたくさん考えておしゃれをしてきてくれたら嬉しいものです。
反対に、相手に「○○さんと遊ぶだけなのに服装に気を遣うなんてめんどくさい」と手を抜かれたらなんだか悲しい気持ちになります。
服装というのも一種の相手とのコミュニケーションなわけです。
オシャレをないがしろにすることで、損することがある!?
「人は見た目より中身が大事」
この言葉に異を唱える人はいませんよね。いくらビジュアルがカッコよくても、中身がスッカラカンではよろしくありません。
でも、「中身さえ素晴らしければOK」という考えは間違いです。
オシャレの重要性はここにあります。
どんなに公平な目で見ているつもりでも、見た目の美しさが判定に影響します。これは科学的にも証明されている事実。同じ能力の二人がいたら、イケメンの方がより優秀だと人は判断してしまうのです。
また、コミュニケーションを円滑に進める上でもオシャレは役立ちます。
例えば、身だしなみを整えることで、相手に敬意を示したり、場を素敵に演出したりすることができます。スマートな着こなしや粋な計らいができる人間は、やはり魅力的です。
極端な話をすれば、身汚い人やマナーをわきまえない人は、それだけで人格を疑われます。
どんなに優しい心を持っていても、きちんとした身なりができない人は土俵にも上がらせてもらえないのです。
悲しいけれど、それが現実。受け入れましょう。現状を知れば、対策を打てますからね。
オシャレはマナーであり、「自分はこんな人間ですよ」と伝えるコミュニケーションツールでもある。
よりよい人生を生きるためにも、自分に有利な選択をしたいですよね。
話は変わりますが、皆さんは『メラビアンの法則』という言葉を聞いたことはありますか?
「メラビアンの法則」を解説
メラビアンの法則は、非言語コミュニケーションの重要性を説く法則です。
非言語コミュニケーションの重要性を説いた法則
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」。
話している内容、顔の表情やトーンに矛盾するやり取りがあった場合に、どの情報をもっとも参考にしたかを計測しました。
たとえば、好意的な内容を口では言っているのに、顔の表情は嫌悪の表情を浮かべている…というようなやりとりです。
その結果、言語情報が7%、話し方などの聴覚情報が38%、見た目や表情などの視覚情報が55%となり、非言語コミュニケーションが大事であると結論づけたのです。
実際はシンプルな実験内容だった
まずはじめに、「好意」「嫌悪」「中立」をイメージする言葉を設定し、それぞれのイメージで録音します。(例えば「好意」をイメージする言葉は、恋人を呼ぶ「honey」のような言葉です。)
次に、「好意」「嫌悪」「中立」を表す表情の顔写真を用意し、矛盾した組み合わせで被験者に見てもらうことにします。
最終的に、被験者が「好意」「嫌悪」「中立」どの感情を受け取ったのかを質問。その結果を分析すると、先ほどの言語情報7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%となりました。
「見た目を良くすればよい」というのは間違った解釈
たしかに、見た目が重要という考え方は間違ってはいませんが、メラビアンの法則が示している内容は、それではありません。
本来の法則の意図を生かした活用術
メラビアンの法則の正しい理解ができたところで、どのようにこの法則を活用していくことができるのかをみていきましょう。
言語情報・聴覚情報・視覚情報を揃える
言語情報と聴覚情報、視覚情報に矛盾があると、情報を受け取る人は混乱してしまいます。その場合メラビアンの法則では、表情や見た目の情報を優先するという結果になりましたが、できるならば、矛盾を発生させないことが大切です。
逆にいえば、この3つの情報がピッタリと揃えば、より伝わりやすくなります。悲観的なことを伝える場合はあえて、声のトーンを落とし、危機感を煽る声で、悲しい表情を浮かべることで伝わりやすくなるのです。
そしてその後には、改善策をにこやかに前向きな言葉で明るく伝えれば、その言葉が受け入れられやすくなります。
非言語コミュニケーションの重要性を意識する
「人は見た目が9割」というのは極論ですが、メラビアンの法則を参考にするならば、非言語コミュニケーションがいかに重要かということを常に意識し、心掛けることが大切です。
いくら言葉で前向きで革新的なことを述べていても、見た目からそれが伝わってこなければ、人の心は動かないということを常に意識しましょう。
そのためには、やはり身だしなみを整え、ハキハキと明朗にふるまうことが大切だということになります。見た目は、表情・手振り以外に、服装や髪型などすべてのことです。極端な例ですが、身なりが汚い人が、いくら革新的で先進的なアイデアを話しても、好意的に受け止めてもらうことは困難でしょう。
人の心を動かすためには、その素晴らしい主張がマイナスにならない見た目をしましょう。
まとめ
今回はおしゃれとメラビアンの法則という内容をお伝えしました。皆さんも普段からおしゃれに気を使い周りからの評価が上がるように取り組みましょう!最後に私がおすすめするリンク先を掲載しておきますので、ぜひご覧ください。
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