何故、転職活動すべきなのかvol.7
皆さんはご自身のキャリアプランをどのようにお考えでしょうか?
今後、どんな働き方をしていこうとお考えでしょうか?
ご自身の人生全体を考えたときに、仕事や家庭が中心となって、
日々の生活は構成されていきます。
その二大巨塔ともいえる仕事と家庭。
特に仕事は、生きていく上で必要な収入を稼ぐためには、
必要不可欠であり、欠かせない存在です。
そして、一日の中で最も時間をかけるものですから、
ご自身にとってベストな仕事を選択することは心身ともに、
豊かな状態に保つためには必要不可欠です。
このシリーズでは、そんなベストな仕事を選択し続けるために、
何故、転職活動すべきなのかについて、様々な視点でともに考えていきたいと思います。
ここでは、老齢化リスクという観点でお話していきたいと思います。
ここでいう老齢化リスクとは、歳をとってしまうことによって、
生じる様々なリスクのことを言っています。
20代、30代では感じなかったような感覚を、
40代、50代、60代と歳を重ねていくと感じてしまうことがあります。
例えば、身体なんて、その最たるものでしょう。
20代、30代のときには、なんともなかったことも、
40代、50代となると、そうはいかなくなってきます。
今できることも後回ししていると、やろうとしたときには、
できない状態に陥ってしまう可能性があるんですよね。
仕事においても、年齢による影響は受けるケースは多々あり、
肉体仕事の職場などでは、日に日に身体が疲弊していくことも考えられます。
また、デスクワークでも長期労働をしていると堪えることも出てくることでしょう。
頭を使う仕事においても同じことがいえて、
昔であれば、簡単に思い出せたり、技術の進化などについていけていたものが、
どんどん、柔軟性を失っていき、回転スピードが低下していく可能性があります。
これはもはや、生きとし生けるものとして避けることのできない運命なのですが、
今は良くても将来的に厳しくなることも鑑みた上で、仕事を考えていく必要があります。
また、最後に何より、一番怖いのが、歳を重ねれば重ねるほど、
社会的価値がどんどん低下してしまうことをご存知でしょうか?
転職活動をしてみるとわかるのですが、会社側から一番人気があるのは、
やはり20代です。ある程度の経験と知識を積んだ、第二新卒などは、
引く手あまたなのですが、この人気が続くのは30代前半までで、
それ以上となってくると、飛びぬけた才能やスキルを持ち合わせていない限り、
雇ってもらえなくなってしまうんですよね。
歳をとって、心身ともに老いを感じ始めると同時に、
社会的価値も低下しているとなると、ダブルにもトリプルにも
ダメージを食らい、再起不能となってしまうケースも珍しくありません。
現に、40代以上を対象に、早期退職を募集する会社も現れてきています。
そのときになってからでは、時すでに遅し。
となると、どうすればいいかといえば、
今のうちから、老齢化リスクに備えて、やれることをやっておく必要があります。
それは、先を見据えた上で、自分自身の働き方や生き方を考えておくことです。
本当に今の仕事のままでいいのか。
どういうキャリアプランを持っていれば今後も安泰か。
ぜひこれを機に、転職活動を通じて、自分自身の人生のキャリアプランを考え、
今も未来も豊かな状態を手に入れるきっかけにして頂ければと思います。