株主優待とは

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株式投資では、『株主優待』の話題はよく出てきますよね。

最近はテレビや雑誌での特集も多くあり、株主優待の認知度はとても高いです。

月曜から夜更かしの番組で出ている桐谷さんを見て株主優待を知ったという方もいるのではないのでしょうか?

今回は株主優待について解説していきます。

 

【株主優待とは】

株主優待とは、『うちの会社の株をもっていてくれてありがとう!』という気持ちをこめて、企業が株主に対して贈るものです。株主優待の内容は、「自社の製品」や「優待食事券」など、企業によっていろいろです。

さらに、持っている株数によっても、もらえる株主優待の内容は違ってきます!おおまかに言うと、たくさん株をもっていれば、それだけいい優待品がもらえるのですが、持っている株数と株主優待の質が完全に比例するわけではないので、ここは注意が必要です。

株主優待を一番お得にもらえる株数を把握しておいて、ムダのないように優待をもらうことが大切です。

最近では、定番のお米や金券、優待券からカタログギフトのように選べる優待などバリエーション豊かになってきています。

また企業にとっては、株式をすぐに売却してしまう株主より長く保有してくれる株主のほうが有難い存在であることから、長期保有制度を取り入れる企業も増えてきています。

通常の株主優待に加えて、優待品(サービス)がプラスされるため、長く持っているだけでお得になることがあるのです。

 

【株主優待をもらうには?】

「株主優待が欲しい」と思った方もいると思います。
単純に必要株式数を保有しているだけでは株主優待はもらえません。

ここでしっかりとルールを確認しておきましょう。

株主優待を受け取るには、「権利確定日」に株主である必要があります。

ただし、株式は買付してから受け渡されるまで2営業日かかるため、実際には「権利付最終日」(権利確定日の2営業日前)までに株式を買付し、保有していなければなりません。

 

権利付最終日
権利確定日の2営業日前。
この日までに株を購入すると、優待をもらう権利を受けることが出来ます。

※2019年7月16日以前は権利確定日の3営業日前でした。

権利落ち日
権利付最終日の翌日で、この日を過ぎてしまうと株を購入しても優待を受け取ることはできません。

権利確定日
優待を受け取る権利が決まる日です。
先述した『権利付最終日』までに購入した株主へ権利が与えられます。

 

【株主優待で注意すべき3つのポイント】

①本当に投資先として魅力的なのか?
株式投資は、本来『株主優待』だけを目当てに投資をするのではなく、将来性・社会性のある事業などに取り組む企業に投資して、成長を応援するものです。

・株主優待が話題だから
・株主優待が豪華だから

といった理由だけで投資を決断するのではなく、しっかりとその企業の財務状況や事業内容も調べるようにしましょう!

※株主優待を基準に投資するのが悪いという訳ではありません。

 

②権利付最終日には細心の注意を!
先述したように『株主優待』は権利付最終日の取引終了時に必要株数を保有している必要があります。

権利確定日の2営業日前までに保有していなければ優待はもらえません。

 

③必要株式数や保有年数を確認しておく
優待内容は保有株式数や株式保有年数に応じて変わります。
せっかく優待がある株式を購入しても、条件を満たしていなければ優待はもらえません。

購入する前に

・必要株式数
・必要保有年数

の2点は必ず確認しておきましょう。

※優待は突然、変更・廃止になることもあるので、必ず購入する前に優待の情報を確認しましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

株主優待についてまとめてみました。

これを機にぜひ株を買ってみて、株主優待を受けてみてはいかがでしょうか?

 

 

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