犬のトイレトレーニング!

トイレのしつけは、わんちゃんを迎え入れて、はじめに教えるものの1つです。
トイレのしつけをしっかり行って、愛犬との楽しい時間を過ごしてくださいね。

 

トイレができない理由
トイレが出来ないのには色々な理由が考えられます。
◇ペットショップやブリーダーさんで育った子犬の頃の環境。
◆飼い主さんのところに連れてくる前、トイレのしつけがされていなかった。
◇成犬になってもトイレが出来ないのは、子犬の時に間違ったしつけを受けた。
◆トイレに失敗したことを、以前に強く怒られたことがある。
→犬は一度怒られると、どこでトイレをすればいいか分からなくなる。
◇置かれているトイレのスペースが狭く、トイレと寝床の区別ができていない。
などなど

粗相をしてしまう絶対的な理由は、正直なところ分かりません。それは、その犬、その犬によって理由が違うからです。ですがほとんどの場合、飼い主さんへのはらいせ、もしくはトイレのときに激しく怒られた経験があることが考えられます。

また、犬の排泄物に関しては動物愛護法や廃棄物処理法、軽犯罪法など法律で規制がかかっています。屋外に犬の排泄物を放置することは法律違反になってしまうので要注意です。

しつけの上での一番大事なポイント!
それは絶対に叱らないということです。私も一度やってしまった過ちですが、犬がトイレを上手く出来ない一番の理由は、飼い主さんが以前に強く怒ってしまったケースが一番多いです。

犬は一度強く怒られると、トイレをすることはいけないんだ、トイレをすることは飼い主さんに怒られると学習してしまいます。そうすると、飼い主さんの見えないところで粗祖をするようになってしまいます。
また、失敗してしまったことで自分の便を食べてしまう食糞症(しょくふんしょう)になりかねません。

また叱ることは一生懸命していても、上手に出来た時に褒めてあげていない飼い主さんが多くいます。

トイレが上手くできた時に褒めることをせずに、失敗をしたときだけ叱ってしまっているケース、これもトイレができない原因の一つです。

トイレができなくても最初は叱らずに、しっかりと出来た時はおやつをあげて思いっきり褒めてあげることが大事です。

実践してみよう!
犬の室内用トイレとしては市販されているペットシーツとトイレ用のトレーを用いるのが簡便です。

必要不可欠というわけではありませんが、犬にトイレとして認識してもらうため、部屋の他の部分とは見た目も匂いも明確に違った区画があったほうがよいでしょう。
トイレには様々な種類がありますが、体の大きさに比べてあまりにも小さすぎるとおしっこがはみ出してしまいます。逆に体の大きさに比べてあまりにもトイレが大きいとトイレとして認識してくれず、せっかく買ったのに全く使ってくれないという事態に陥ってしまいます。

犬のトイレは寝床や食事場所からなるべく遠い場所に配置してあげます。
 犬のトイレを家の中のどこに置くかは悩ましいところです。例えば台所やキッチン付近だと、食べ物を扱う場所なので衛生的とは言えません。
廊下などは、人通りが激しい場所なので、警戒心が強い犬の場合、トイレ自体を拒絶しておしっこの失敗につながってしまいます。また冬場は寒くなりがちです。
犬はとても清潔好きな動物ですので、自分の寝床を汚すことはしません。ですので、その犬の習性を上手く利用すれば、ハウスを汚さずにシーツの上でするようになります。

 

トイレトレーニングは、子犬の内から行うといいでしょう。
次回は、トイレトレーニング実践編です!