生命保険で積立をしている方必見!!
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2.>保険田マイケル
緊急事態宣言の延長で経済的なダメージは計り知れないですよね。コロナウイルスに感染しないことが第一優先ですが、生活できなくなると元も子もないです。以前の記事で資金繰りに関してお伝えさせていただきましたが、初めて資金繰りをする際には戸惑うことも多いですよね。そこで、今回お伝えしたいことは皆さんが加入している生命保険で資金繰りができるということです。
生命保険には貸付の制度があるのをご存知ですか?
まとまったお金が必要になったとき、保険に加入しているのならば解約することで解約返戻金を受け取ることもできますが、代わりに保障はなくなってしまいます。「お金は必要だけど解約するのは不安……」とお悩みの方は、「契約者貸付制度」を利用してみてはいかがでしょうか。当制度を利用すれば保険を解約せずにお金を借りられるのです。
契約者貸付制度とは?
契約者貸付制度とは、解約返戻金の一部を保険会社から借り入れできる制度のことです。
積み立て中のお金は契約者のものですが、満期保険金として支払われるまでは保険会社のお金となっています。それを切り崩すわけですから、保険会社からの「借金」という扱いです。制度を利用する方法は保険会社によって異なりますが、主に以下のような方法があります。
店頭で申し込む
保険会社の店頭窓口で直接申請する方法です。本人確認のための印鑑や保険証などが必要になることもあるので、事前に電話などで問い合わせておくと安心です。
担当者・コールセンターに問い合わせる
保険の担当者またはコールセンターに問い合わせると、手続き用の書類が送られてきます。必要事項を記入したあと、店頭へ持ち込むことで契約が完了します。
電話による自動取引
保険会社によっては契約者貸付制度を利用できる専用電話番号が用意されています。IDやパスワードなどを入力するだけで口座にお金が振り込まれます。
ホームページから申請する
保険会社によっては契約者貸付制度を利用できる専用のウェブサイトが設けられています。IDやパスワードを入力することで借り入れおよび返済が可能です。フィッシング(詐欺)サイトによる被害もあるので、必ず保険会社の公式ページから申請してください。
ATMを利用する
銀行や郵便局、コンビニなどのATMから直接引き出すことができます。専用カードと暗証番号を入力するだけで借り入れおよび返済が可能です。
保険会社によっては窓口のみで受け付けを行っているなど、借り入れ・返済方法が指定されていることもあります。それぞれ利用可能な金額も異なるので注意してください。また、利率は各保険会社がホームページにて掲載していますが、金融情勢などによって変動することもあります。利用する際は、利率が変わっていないかチェックしておくと安心です。
同制度の利用条件
契約者貸付制度が利用できるのは、終身保険や養老保険などの「解約返戻金」がある保険に限られています。解約返戻金とは、保険を解約したときに支払われるお金のことで、保険会社によっては「解約払戻金」と呼ばれることもあります。
保険料は、死亡時に支払われる「死亡保険料」、保険会社の手数料となる「付加保険料」、そして生存しているときに受け取れる積立金「生存保険料」で構成されています。
このうち死亡保険料と付加保険料は戻ってきませんが、解約時に保険加入者が生存している場合は要件を満たしているので生存保険料は戻ってきます。この金額からさまざまな経費を差し引いて戻ってくるのが、解約返戻金です。
契約者貸付制度は、この解約返戻金を元手に借り入れする制度です。一般的な定期保険や、無解約返戻金型保険など、生存保険料を徴収していないタイプの保険では利用することができません。
ただし、解約返戻金が出る保険であっても、プランによっては同制度を利用できないケースもあります。詳しくは、保険会社の窓口やコールセンターにお問い合わせください。
コロナショックで金利減免!金利0%で借りられる保険会社の「契約者貸付」
コロナショックで収入減に陥ったり、中には失業したという人もいるでしょう。緊急経済対策が進められていますが、実際に資金を手にするまでにはまだ時間がかかりそうです。その間の当面の資金不足を補う方法として、生命保険の「契約者貸付」があります。保険会社によっては、一定期間、金利0%で貸出しを行っています。
契約者貸付の金利支援の内容は?
契約者貸付を利用する場合、金利動向や保険会社、契約時期などによって異なりますが、貸付を受ける保険の予定利率に一定利率(0.25~2.00%程度)が上乗せされ、適用利率が決まります。そのため、実際に適用される利率は3.00~6.50%程度と思われます。
新型コロナウイルスによる家計への影響に配慮して、新規に契約者貸付を利用した場合、この契約者貸付の利率を一定期間0%に免除する金利支援を行う保険会社が相次ぎました。
契約者貸付を金利0%で貸出す保険会社は下記の通りです(漏れがあったらごめんなさい!)。
契約者貸付を利用できる商品種類は前述しましたが、金利減免の保険種類は限定されている場合もありますので、各社で確認してください(変額型の商品が対象外となっている保険会社もあります)。0%で借りられる上限の設定も、解約返戻金の50~90%と保険会社で異なりますので確認が必要です。
なお、契約者貸付を新規に利用した日が対象期間内であれば、遡っての適用となります。
※一部に0%で借りられる金額に上限が設けられているところもあるようです。事前にご確認ください。
<契約者貸付を金利免除で0%で貸出す保険会社(共済含む)>
( )内は0%が適用される期間
- 5月29日まで受付
・かんぽ生命(3月16日~最長1年間)
- 5月31日まで受付
・朝日生命(3月16日~9月30日)
・アフラック生命(3月18日~9月30日)
・オリックス生命(3月16日~9月30日)
・こくみん共済coop[全労済](3月25日~最長1年間)
・JA 共済(3月16日~最長1年間)
・住友生命(3月16日~9月30日)
・SOMPOひまわり生命(3月16日~9月30日)
・第一生命(3月16日~9月30日)
・大樹生命(3月16日~9月30日)
・ニッセイ・ウエルス生命(3月16日~9月30日)
・日本生命(3月16日~9月30日)
・ネオファースト生命(2月18日~9月30日)
・富国生命(2月18日~9月30日)
・三井住友海上あいおい生命(3月16日~9月30日)
・明治安田生命(3月16日~9月30日)
・メットライフ生命(3月16日~9月30日)
- 6月1日まで受付
・エヌエヌ生命(2月18日~9月30日)
・ジブラルタ生命(3月19日~9月30日)
・ソニー生命(3月19日~9月30日、一部2月18日~9月30日)
・大同生命(2月18日~9月30日)
・プルデンシャル生命(2月18日~9月30日)
- 9月30日まで受付
・東京海上日動あんしん生命(3月18日~9月30日)
*各社のニュースリリースほかより。
*利用する場合は、契約している保険会社・共済団体で詳細を確認してください。
契約者貸付を返済できないとどうなる?
契約者貸付はいわば1年複利で、1年で返せないと金利分が元金に組み込まれ、2年目以降は増えた元金に金利が付きます。
民間の生保では0%で借りられるのは9月30日までで、それ以降は通常の金利が付くため、借りたまま放置をしてしまうと借入額が増えてしまいます。かんぽ生命やJA共済、こくみん共済coop[全労済]も2年目以降は同様です。
契約者貸付で借りた元金と利息が解約返戻金を超えた場合、通知された期日までに払込みをしなければ、保険契約は「失効」、つまり契約の効力が失われます。
失効後も、保険会社が定めた期間内(2ヵ月~3年以内など)に支払えば保険を「復活」させることはできます。ただし、失効期間中の保険料や延滞利息も支払わなくてはならず、また、改めて健康告知も必要です。
まとめ
生命保険を活用した資金繰りの内容いかがでしたか?金利の高いところから借り入れを行うよりもよっぽど良いと思います。皆さんも今一度なぜ生命保険に加入するのかを考えていただければと思います。経済的な死亡から身を守ってくれるのが生命保険です。何となく加入するのではなくしっかりとコンサルを受けて生命保険に加入していると本当にお金が必要な時に私たちの生活を助けてくれます。
最後に今回の記事を読んでいただいて、保険の加入を考えたい、あるいは現在加入している保険を見直したい、貸付がどれくらいの額できるのかを確認したいという方はリンク先から保険の相談をしていただければと思います。
また、私の知り合いで保険の外交員をしている方がいるので直接相談したいという方は以下の連絡先にご連絡ください。
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