ホテル業界からの転職

本ページでは、ホテル業界の働く方々を取り巻く社会情勢や市場業界事情をはじめ、今後どのように変化していき、どう動いていくべきかをホテル業界の皆さんにご提供できるようなコンテンツを目指すと同時に変わりゆく時代への対策や具体的なアクションなどを考えるサポートができれば幸いです。

まずは社会情勢という観点からホテル業界を取り巻く環境を見てみましょう。https://bowgl.com/hotel-shortage/

今年東京オリンピックを控えて、老舗ホテルの改修、ビジネスホテルチェーンの建設ラッシュ、外資系ホテルの参入が相次いでる中、現場では人材が足りておりません。

次に市場規模の観点からホテル業界という職業を見てみましょう。

まずは平均年収を調べてみました。

サービス業全体の平均年収が376万円、男性は411万円、女性は332万円となっており、
他の業種と比較するとそこまで高い年収とはいえませんが、
経験と年齢が上がるごとに収入は比較的あがる傾向があります。

しかし、年収に見合わない過酷な労働環境が現在も課題になっております。

ホテル業界の深刻な課題は高い離職率です。

平成２９年度に厚生労働省の調査によると離職率は30%となっており、全業界と比べても突出した高さを出しています。勤怠が不規則で、深夜や早朝も働かなければならないのに、待遇面が見合わないのがその原因です。

特に若者の離職率は高く、入社3年以内に仕事を辞める人の割合は現状で50％以上です。

実に2人に1人は3年以内に退職する計算になります。

全業態の平均が30％といわれているので、いかにホテル業界の離職率が高いかが分かると思います。

しかし、ホテル業界の今後の動向については後も引き続きホテル業界の動向は、市場拡大の傾向と予測されています。

ここ数年の建設ラッシュに終わらず、今後も大規模の開発プロジェクトが発表されており、第三次ホテルブームは続きます。

また、2018年6月に施行された『住宅宿泊事業法（民泊新法案）』はホテル業界にとっても大きなニュースです。

大手企業の参入表明もあり、ホテル業界にも影響が出ると懸念されています。

しかしながら、訪日外国人旅行客の数は急増しており、この傾向は2020年以降も続く見込みです。

したがって需要に対する供給量の不足から、ホテル業界の動向は今後も上昇傾向と予測されます。

なのでホテル業界で一生働いていくのであればいいと思います。

デメリットは他業界に転職する場合、年齢が上がってしまうと市場価値が限りなく下がってしまうということです。

上記の記事のように、そもそもの転職の選択肢が狭いので、ご自身のこの先のキャリアプランを考えるのならば、決断は早めにしたほうがいいですね。

如何でしたでしょうか。
ホテル業界で働かれる皆さんにとってより豊かな人生を手に入れる手助けになれば幸いです。

本サイトでは様々な職種を取り巻く環境を調査し、今後の時代の流れに合わせて　　どういうアクションを起こすべきかを情報提供させて頂いております。
今後とも皆さんと皆さんの大切な人にとって未来を考えるサポートができれば幸いです。

2020/02/01

2020/02/02