日本人の特徴

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皆さんは日本人として生まれて良かったと思うことはありますか？『日本では年金のシステムがどうなるかわからない』、『グローバル化』といった日本に焦点が当てられても良くない言葉を聞くことも多いです。そこで、今回は日本人ならではの良いところをお伝えしたいと思います。

 

日本人の性格の特徴

 

周囲から目立たないよう、大人しくする

 

日本人は良くも悪くも、内気で静かなことを好む人が多いという特徴があります。

 

そのため、あまり自分の良いところや、どんな人となりかということを積極的にアピールしないという傾向もよく見られるでしょう。

 

「目立ってしまうと周囲の人から反感を買う可能性がある」という考えが根底にあるからこその特徴と言えます。

 

礼儀正しく、マナーを守る

 

日本人は電車を礼儀正しく整列して待っているのに対し、海外では押しのけて我先に入ることが多いようです。

 

また、街中にゴミが散らかっていないといった点も、日本人が持つマナーの良さから来るポイント。

 

日本人であれば当たり前のように持っている感覚ですが、海外の人から見れば珍しいと驚かれることも多いです。

 

我慢強さがある

 

我慢強いため、少しの嫌なことがあっても、自分が悪く言われても物事を途中で投げ出さないという性格も、日本人によく見られます。

 

一つの仕事に生涯を捧げることが多く、またこだわりや美学を持っている人も多いため、ある分野に特化した職人タイプの人が生まれやすいです。

 

日本ならではの古美術や伝統文化のようなものが育まれてきたのも、こういった背景があるのでしょう。

 

自分を表現するのが苦手

 

日本人は自分の考えや意見があっても、自分から声を上げて、それを周りに伝えようとしないという保守的な性格をしていることが多いです。

 

協調性があるとうのは良いところでもありますが、内気で自己主張できないという欠点でもあります。

 

自分がどう思っているかよりも、他人や場の空気といったものを優先してしまい、存在感が薄れてしまう時もあるでしょう。

 

非常に温厚である

 

みんなと仲良く過ごすことが美徳とされている文化のため平和主義で、争い事を好まないという穏やかな性格も、日本人によくある特徴の一つ。

 

完全に好意的な印象を持っている人でなくても、折り合いをつけながら付き合っていくのがうまいです。

 

我慢するべき時は我慢して、他人を立てたり、譲ったりする精神が子供の頃から身についているからこそ、こういった良さが生まれます。

 

他国の流行や文化を積極的に受け入れる

 

日本人は海外の人と比べ、他国の文化や流行り物などを好きになりやすいという一面も。

 

決して日本が嫌いなわけではないですが、他国の文化の魅力などを見つけるのがうまく、それらを積極的に取り入れる傾向にあります。

 

アメリカやヨーロッパといった海外の人に対して、なんとなく根拠のない憧れを持っているという人も多いでしょう。

 

完璧主義者が多い

 

日本では、電車やバスの時間など公共のサービスも含めて、少しでも予定から遅れると謝罪するという文化が根付いています。

 

反対に、海外では多少の遅延は当たり前という感覚で捉えられることも多いです。

 

そのため、日本人は時間や約束に対して、過剰にきっちりしている完璧主義者が多いという傾向があるといえるでしょう。

 

集団行動を重視する

 

とにかく世間体を気にする性格のため、自分勝手に単独行動したりすることはありません。

 

幼稚園や小学校など、幼少の頃より集団行動の大切さを教育されており、そういった感性が自然と身についている人が多いです。

 

家族や会社、学校など大人数で構成される集団に属していることで、安心感を感じるという傾向があります。

 

周囲に合わせることが多い

 

日本人は、横並びの意識を強くもっているという特徴があり、人と異なる行動を好みません。

 

自分の考えは何かということを自分ではっきり認識する前に、なんとなく他人の行動に合わせてしまうということも。

 

「自分が他人と異なる」ということだけで、「自分の考えや感覚がおかしいかもしれない」と感じてしまう傾向があります。

 

時間や約束をきっちり守る人が多い

 

人に迷惑をかけるのは悪いことだと教育されてきたため、ルールやマナーを守るという性格からくる、日本人の特徴です。

 

就労時間を守る＝ホワイト企業、守らない＝ブラック企業といったような考え方もあるほど、決めごとについては正確である傾向があります。

 

逆にそういった約束を守らない人がいると目立ち、常識や協調性がない人だという印象を周りに与えてしまうでしょう。

 

外国人が感心する日本人の特徴

 

道徳心が強い

 

日本は他の国に比べても治安が良いことで有名ですよね。

逆に日本人が海外旅行に行った際、うっかり日本の治安の感覚で街を歩いていて財布や携帯が盗まれた！なんてケースもあります。

 

日本に住んでいる外国人が驚くほど感心するのは、財布や私物を落としてもそのままの状態で戻って来る事です。無くした物が返ってくるというのは外国人にとってはかなり稀な経験で、外国では私物を無くしたら初めから返ってこないものだと考えるほどです。

 

日本では小学校から「道徳」を習います。世界と比べてみても道徳の教育に関してかなり力を入れており、これまで特別活動として位置づけられていた道徳の授業ですが、平成３０年からは小学校で「特別の教科　道徳」として本格的に実施される予定です。

 

このように、日本人は幼い頃から社会や学校で道徳を学ぶ機会があるので他のどの国に比べても治安が良いのでしょう。

 

田舎で今でもよく見られる無人販売も、日本であるからこその風景なのかもしれません。また、しっかり列にならんで順番を待つ日本人が多いのも道徳心の高さを表しています。

 

道にゴミを捨てない

 

日本の首都東京は、世界の都市の中で最もクリーンであると言われています。

外国人が不思議に思うのが、あれだけ人が沢山いるのに道路にゴミがほとんど落ちていない事です。私が外国に行った際には、現地の人から一体誰がどうやって掃除しているんだ？と聞かれたほどです。

 

もちろん全ての日本人が道にゴミを捨てないわけではありませんが、それでもこの行為を恥ずかしく、みっともないと思う日本人が多いことは確かです。

 

さらに、日本人のこの性質は前回のワールドカップで世界中から注目を集めました。

応援後、自国でないスタジアムのゴミを拾い綺麗にして帰っていく日本人の姿は、世界各国で報道され絶賛されたほどです。日本では学校の掃除も生徒たちで行うので、使った場所は綺麗にするという習慣が自然に身についているのでしょう。

 

日本国内に住む日本人にも海外から訪れる外国人にも、住みやすく快適な場所になるようにこれからもこの性質は守っていきたいですね。

 

時間厳守

 

日本の電車が時間通りに到着して出発するのは、日本人にとってはもう当たり前の事ですが、外国人からすると驚く事の一つです。電車などの公共交通機関だけでなく、テレビ番組も決まった時間に始まることや、知人との待ち合わせでも日本人は約束時間の数分前に集まるなど、日本は時間に対して厳しいというのは世界でも有名で感心されます。

 

時間に捕らわれずのんびりと過ごす海外の生活に魅力を抱く人も多いですが、時間をきっちり守る行為は、周りに迷惑をかけない思いやりのある行動でもあり、責任ある社会人の行動でもあります。このように、他人の事を考えて行動できれば周りの人も自分自身も良い気持ちで過ごせますよね。

 

時間に遅れる事は簡単ですが、しっかり時間を守ること事ができればその分多くの人から信頼を得ることが出来ます。

 

スムーズに時間通りに一生懸命働いてくれる日本の社会人の方々に感謝ですね。

 

接客やサービスが良い

 

日本にはチップ制度が一般的でないにも関わらず、飲食店や洋服店での接客やサービスがかなりいいですよね。ファーストフード店でも笑顔で迅速に対応してくれる事が多いです。

 

レベルの高いその接客は、外国人が日本へ旅行に訪れる際の航空会社の機内サービスでも垣間見れます。国外線はもちろんですが、国内線のアテンジメントも丁寧で感動する外国人観光客が多いようです。

 

飲食店ではお水がタダだったり、おしぼりを貰える事も驚かれますが、タクシーの自動ドアに関しては初めは戸惑ってしまう外国人も大勢います。

 

飲食店だけでなく、銀行等の行政機関でも「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」という言葉が飛び交うのに驚かれる外国人もいます。しかも待ち時間も少なく、テキパキ働いてにも関わらず静かな空間を作れるのも不思議な光景です。

 

これらはまさに「おもてなし」の精神ですね。

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

日本人は、海外だと礼儀正しくと周りの意見に同調する性格だと思われているようです。海外へ出かけた時には、自信を持って現地の人達と会話を楽しみましょう。最後に私がおすすめするリンク先を掲載しておきますので、ぜひご覧ください。

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