100円ショップの歴史
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皆さんは普段100円ショップを使用しますか?簡単な日用品くらいだと100円で何でも買えます。しかし、100円ショップはどのような仕組みで利益を得ているのか疑問に思いませんか?今回はそんな100円ショップに関してお伝えしたいと思います。
100円ショップは実は歴史が長い!
100円ショップの始まりは、1926(大正15)年。その年、百貨店の老舗、高島屋で「なんでも10銭均一売場」が好評を博しました。これをきっかけに、チェーン展開での均一店経営に乗り出し、1941年には全国で106店舗を数えたが、太平洋戦争によって閉鎖を余儀なくされたといいます。
次に100円ショップの名が登場するのは1985年。ライフの創業者・松林明氏が、愛知県に「100円ショップ」をオープン。その後、ダイソー、セリア、キャンドゥ、ワッツと続き、現在では大手4社だけで売り上げ7000億円に上ります。
ダイソーの創業者・矢野博文氏も語っているが、当初は「安いのはいいが、壊れやすい」といわれていました。それが、ここ数年で「これが100円?」という品質の商品が増え、デザイン性も上がっています。
100円ショップはどうやって利益を出しているの?
100円ショップでのキーポイントは「ロスリーダー戦略」
100円ショップで利益を出すには「ロスリーダー戦略」と呼ばれるモノがキーポイントになってきます。「ロスリーダー」とはマーケティング用語の1つで集客を目的に採算を度外視して価格を安く設定した商品のことを指します。
もちろんこの商品の売り上げのみでは赤字になってしまうのですが、こうした100円に対してのコストパフォーマンスが良い商品を陳列しておくことによって集客を増やして他の商品も合わせて購入してもらうことでトータルの利益を上げるようにしているというワケです。
つまり、100円ショップには実は原価が100円以上の商品も存在しているということなのです。100円ショップの原価率は平均して65%〜70%前後で、ここから人件費や店舗諸経費を除いて営業利益5〜10%程度を目標としています。
個々の商品の原価は1円〜120円ほどで粗利益率の異なる商品をたくさん並べることにより平均30〜35%の粗利益をキープしています。この手法は「マージンミックス戦略」と呼ばれます。
マージンミックスとは、粗利益率の高い商品と低い商品とを組み合わせて販売することで、一定の粗利益率と客単価の確保を狙う手法のことです。
ただし、粗利益率の高い商品ばかりを集中させると、顧客の購買意欲を阻害することになります。そのため顧客からのニーズが高い、あるいは機能やデザイン、効能の面で優れた商品を選んだ後に、それを軸としたマージンミックスを行うことが好ましいです。
人件費削減と大量発注でコストを抑える!
100円ショップが成立するためには「原価をいかに低く抑えるか」がキーポイントですが、それを実現するためにのポイントは大きく分けて以下の3つになります。
1中国や東南アジア等の人件費の安い国の工場で大量発注をかけている
2メーカーや問屋から本部が一括して大量買い付けをして原価を抑えている
3メーカーと共同で独自のプライベートブランド商品を開発する
この上記した原価コストを抑えるということに加えて、さらに従業員は店長以外はアルバイトやパートにして人件費をカットしたり、店舗も同業種のお店が撤退したあとの居抜き物件をできるだけ利用し内装費も最小限にとどめるなどをして経費を抑えています。
100円ショップが商品は安くてもビジネスとして成立しているのはこのような徹底したコスト削減があってこそのものと言えるでしょう。
100均のメリット
いくら買ったかすぐに分かる
スーパーで買い物をしていると、買い物の合計が会計するまで分からなかったりしませんか?
だいたい1500円くらいかな?って思って会計に行くと、実際は2000円した!!みたいな経験って誰もがあると思います。
でも、100均で買い物をすればこんな心配は絶対にありません。
商品の数を数えるだけでいいんです。
10個買えば税込み1,080円。20個なら2,160円です。
会計して「意外と高かったな」っていうのがないのが100均の強みですね。
基本的に安い
言うまでもないかもしれないですが、100均の商品は基本的に安いですね。
これ100円で売っていいの?っていうくらいコスパが高いものも結構ありますからね。
食器もコップも100円で手に入りますよね。靴下も肌着も100円です。
パスタとか調味料とか掃除用品とかは、特に安いですよね。
品物の種類が豊富
100均って、大きい店舗に行けば、基本なんでもそろっちゃうんですよね。
本当にありがたいです。
例えば、腕時計。これも100円で売ってるんです。
たまーに腕時計が必要な時があるんで、結構助かるんですよね。
例えばTOEICとかの資格試験を受ける時とかですね。
時計を忘れちゃった時、パッと100均に入って時計が買えるのはありがたいですよね。
いや、コンビニにも1000円くらいで時計売ってるんですが、試験のためだけに買うのはちょっともったいないんですよね。
他にも、文房具や電池、DIY用品など、本当に商品ラインナップは幅広いですよね。
ローソンストア100とかに行けば、生鮮食品も100円で売ってますからね。
野菜、卵にお肉、冷凍食品まで、100円でそろっちゃいます。
100均のデメリット
実は割高なものも結構ある
100均にはコスパの高い、お得な商品が多いのは事実です。
ですが、中にはちょっと割高な商品が紛れ込んでいます。
例えば、お菓子やカップヌードルは割高な場合が多いです。
スーパーで70円~80円で売っているものも100円で売られていたりします。
他にも、ガムテープなどは100円で売るために容量が少ない (ガムテープが短い)です。
このように、「100均だから全部安いだろう」と思い込んでしまうと、いつの間にか割高な商品を買ってしまっているかもしれません。
ついつい買いすぎてしまう
100均は安いので、つい買いすぎてしまうというデメリットもあります。
例えば、サランラップなどの消耗品は要注意です。
「ストックとして置いとけばいいや」と思ってしまうと、つい必要以上の量を買ってしまいます。
品質はそこそこな場合も
残念ながら、「安かろう悪かろう」の商品も一部100均にはあります。
例えば、スポンジホルダーなどの吸盤タイプのものは、吸着力が弱く、品質が良いとはいえません。
磁石タイプも同様です。冷蔵庫にくっつけてサランラップなどの入れ物として使おうとしたことがあるんですが、重さに耐えきれずにずり落ちてしまいました。
このように、100均には品質がイマイチな商品も売られています。
ですので、「買ったはいいけど使えなかった」といった浪費が発生しやすいのも100均のデメリットと言えます。
まとめ
100円ショップの仕組みいかがでしたか?皆さんも身の回りの日用品ですぐに必要になったものは100円ショップを探してみると質の良いものが見つかるかもしれませんよ。最後に私がおすすめするリンク先を掲載しておきますで、ぜひご覧ください。
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