自宅でできるセルフマッサージ
仕事や家事など毎日忙しくて1日が終わるころにはすっかり疲れきってしまうなんていうことはありませんか?
体を癒したいけれどなかなか時間が取れないという人にはセルフリンパマッサージがおすすめです。
この記事ではセルフリンパマッサージについて紹介します。
自宅で簡単にできるセルフリンパマッサージで体を整えましょう。
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【セルフで行うリンパマッサージに効果がある理由】
セルフで行うリンパマッサージには効果があります。
なぜなら、リンパマッサージは、自分の手で部位を軽くさする程度の簡単な方法で、体に不要な水分や老廃物を排出するリンパの流れを促進できる施術だからです。
リンパが流れるリンパ管は皮膚のすぐ下に広く分布しているので、強く圧力をかけなくてもリンパ液の流れを促すことができます。
軽くさする程度の触り方であれば自分の手でも簡単に行えます。ですから、セルフで行うリンパマッサージでも効果が得られるのです。
リンパマッサージの効果は以下の通りです。
・老廃物の排出を促す
・むくみや冷えの解消
・疲労やこりの解消
・新陳代謝の改善
・免疫力の回復
そしてセルフリンパマッサージのメリットは、むくみや疲れ、こりなど、体調不良を感じた時にすぐにでも気軽に取り組めるところです。
サロンでやってもらおうとすると、予算を考えたり、行くまでに日にちが空いてしまったり予約が必要だったりすることもありますが、自分で行うマッサージは待つ必要がありません。
体調不良に気付いた時にすぐに対処することで、リンパが長時間滞ることを防ぎ、日常的にむくみや疲れをため込まない体へと整えやすくなります。
※我慢できない体調不良のときや、数日間セルフマッサージを行っても改善が得られないような場合は、すぐに医療機関で受診をしてください。
【セルフリンパマッサージのコツ】
セルフリンパマッサージを上手にするためには、力を強く入れすぎないということが大切です。
強い力でマッサージをしてしまうと痛みが出たり内出血を引き起こしてしまう可能性もあります。
またリンパを上手く流すことができなくなることもあるため強い力でマッサージをするのではなく、リンパに沿って軽くなでるように優しくマッサージをしていきましょう。
そして体の隅々まで酸素が行きわたるようにセルフリンパマッサージをするときは、腹式呼吸を意識しましょう。
体の隅々まで酸素が行きわたれば、リラックス効果も高まるためセルフリンパマッサージにはとてもよいです。
セルフリンパマッサージでは手や部屋を暖めておくことも大切です。
寒いときには暖房を入れるなど部屋を暖めておくことで、リンパマッサージの効果が上がります。体が温まりやすくするためにセルフリンパマッサージをするときには手も冷たい状態ではなく暖めておくことをおすすめします。
セルフリンパマッサージが終わったら利尿効果のあるハーブティを飲むことで、体の中の老廃物を早く排出することができます。
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【部位別セルフリンパマッサージ方法】
リンパは全身に流れているためセルフリンパマッサージは全身をマッサージすることができます。
全身をセルフリンパマッサージをすることによって、全身のリンパの流れがよくなります。
顔、鎖骨、腕、お腹、太もも、ふくらはぎをマッサージしていきます。
この部分をマッサージすることで全身のリンパを流すことができます。
体の部位によってリンパマッサージの方法は違いますからそれぞれチェックして、全身をしっかりほぐしてあげましょう。
顔
顔のリンパマッサージは顔の見た目がすっきりして小顔の効果が期待できます。
STEP.1:両手の人差し指と中指と薬指を使って額の真ん中からこめかみまでゆっくりと左右に流していきます。
STEP.2:両手の人差し指と中指と薬指を使って頬を揺らすように優しく動かします。
STEP.3:ほうれい線の上に人差し指を置き、肌を揺らすように優しく動かします。
STEP.4:眉毛の上に人差し指と中指と薬指を置いて肌を揺らすように優しく動かします。
STEP.5:STEP.4と同様に目と鼻の間のくぼみ、こめかみ、目の下の順に肌を揺らすように優しく動かします。
STEP.6:最後に耳の下に人差し指と中指を置いて、鎖骨の方へゆっくりと流していきます。
鎖骨
鎖骨はリンパの出入口があると言われていて、リンパの中でもとても重要な箇所です。
STEP.1:左側の鎖骨を右手を使って上から下に向かって優しくなでていきます。
STEP.2:右側の鎖骨を左手を使って上から下に向かって優しくなでていきます。
STEP.3:左側と右側で1セットとし、これを10セット繰り返します。
優しくなでながら時々軽く指先を使って指圧をしながらマッサージすると気持ちがよいのでおすすめです。
腕
腕のリンパマッサージは二の腕のたるみの解消につながります。
STEP.1:ひじの内側を優しく指先で揉みほぐします。
STEP.2:手首を軽く持って、ひじの内側に向かって流していきます。
STEP.3:ひじの内側から脇の下まで押し上げるように流していきます。
STEP.4:片側が終わったら反対側も同じようにしていきましょう。
お腹
お腹のリンパマッサージはお腹まわりがすっきりとする効果が期待できます。
STEP.1:両手を使って脇腹からお腹の中心に向かって優しくなでるように流していきます。
STEP.2:親指以外の4本の指を使っておへその周りを「の」の字を書くように左回りになでていきます。
STEP.3:脇腹からお腹の中心を通って足の付け根に向かって流していきます。
太もも
太ももは脂肪がつきやすい場所ですが、リンパマッサージをすることによって余分な老廃物が排出されてすっきりすることが期待できます。
STEP.1:内もも側をひざから足の付け根までゆっくりと手のひらを使って優しくなでるように流していきます。
STEP.2:内もも側をひざから足の付け根に向かって両手を使って優しく揉みほぐしていきます。
STEP.3:外もも側をひざからお尻のほうまでゆっくりと手のひらを使って優しくなでるように流していきます。
STEP.4:外もも側をひざからお尻のほうに向かって両手を使って優しく揉みほぐしていきます。
STEP.5:外もも側をひざからお尻のほうに向かってくるくると円を描くように手のひらで優しくなでるようにさすっていきます。
ふくらはぎ
ふくらはぎのリンパマッサージは足先の冷えや足のむくみの改善につながります。
STEP.1:親指以外の4本の指でひざの裏を両手を使って押して離すを繰り返します。
STEP.2:足首をつかみ足首からひざの裏に向かって両手を使って優しくなでるように流していきます。
STEP.3:アキレス腱のまわりを親指以外の4本の指で優しくつまんでほぐしていきます。
STEP.4:親指以外の4本の指を使って足首からひざの裏まで優しく揉みほぐしていきます。
【セルフで行うリンパマッサージで注意すること】
次の症状がある人は、自分でリンパマッサージをすることは避けましょう。マッサージによってリンパや血液の流れが促進されるので、症状悪化や健康上のトラブルを引き起こす恐れがあるためです。
また、マッサージ中に体調が悪くなったり、数日間マッサージを行っても改善が得られなかったりした場合は、すぐに医療機関で受診をしてください。
・高熱、感染症、皮膚炎などで体調が悪い
・心臓疾患
・低血圧
・妊娠中
・腎臓に問題がある
・臓器移植している
・化学療法等治療中の病気がある
まとめ
リンパマッサージは、皮膚を軽くさするだけでリンパ液の流れを促せる簡単なマッサージ方法です。
またリンパマッサージは、毎日続けていればさらに効果を得やすくなります。体調を意識しながら毎日自分で行うことでリンパの滞りにくい体に整えやすくなります。
つまり自分で行うリンパマッサージは効果的ということです。日々の生活の中にうまく取り入れていくことをおすすめします。