オーガニックとは

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最近オーガニックの化粧品や食品といった言葉をよく耳にしませんか?オーガニックと聞くと何となく体に良いものという印象をお持ちだと思いますが、皆さんはそもそもオーガニックに関してどこまでご存じでしょうか?今回はそんなオーガニックに関してお伝えしたいと思います。

 

「オーガニック(Organic)」とは「有機」という意味

 

近年、自然のままで高品質な食品・コスメを選択する人は増えています。そこで注目を浴びているのがオーガニックです。

「オーガニック(英語:Organic)」とは、「有機」,「有機栽培」という意味の言葉。有機とは、化学農薬や化学肥料など化学的なものに頼らず、自然の恵み(太陽・水・土地・生物)を活かした農業・畜産・加工方法のことです。
「有機」「オーガニック」と名乗ることが出来る商品は、国や組織の厳しい基準をクリアーしたものだけです。

 

オーガニックの目的は「自然な食物連鎖」

 

オーガニックの目的は「ただ、私たちの食品の安全性を高めること」ではありません。それは結果に過ぎず本来の目的はもっと壮大です。真の目的は「自然と人間の調和」。つまり、自然のままの健全な食物連鎖を守ることです。「人間をはじめ動植物から微生物まで、あらゆる生命にとって平穏かつ健全な自然環境づくり」こそがオーガニックの目的なのです。
その為、有機栽培では、化学農薬・化成肥料、環境ホルモンや遺伝子組み換え技術を避けた生産方法を取ります。

 

オーガニックとしてクリアしなければいけない基準値

 

オーガニックには上述のような意味があると書きましたが、きちんとした定義があります。その定義からなる基準値をクリアしたものだけが、オーガニックと呼ぶにふさわしいのです。

野菜であれば、「3年以上農薬や化学肥料を使っていない畑で栽培すること」、「肥料や土壌改良成分は天然由来の物を使用すること」、「害虫の駆除は農薬を使用しないこと」「GMO(遺伝子組み換え)の種や苗を使用しないこと」など、環境を壊さない栽培方法を基準としています。

 

オーガニックコスメとは何なのか?

 

オーガニックコスメとは、有機栽培(農薬や化学肥料は不使用)の植物由来の原料が使用された化粧品です。

一般の、オーガニックではない化粧品は、ほとんどが石油由来の物質が原料になっています。これは、石油由来の原料は、原価が安く、大量生産に向いている、それから保存が長く聞くためです。

しかし、石油由来の物質は、合成界面活性剤や環境ホルモンなど、皮膚を破壊したり、環境汚染に繋がるような合成化学物質を含んでいます。

化学物質過敏症の人や肌が敏感である人は、肌荒れを起こしたり、アトピーを発症したりなど、様々な副作を起こすことがあることから、危険性があると判断ができるのです。

 

合成化学物質は皮膚から体内へ吸収される!

人間の皮膚は数多くの層から形成されており、有害な物質は、基本的には、最も外部にある角質層にて止められますが、有毒な要素が強い化学物質は、この角質層とその更に深いところにある層を通り抜け、毛細血管を通して血液に混入することがあります。

有害物質が血液に混ざると、全身に運ばれることになり、全く意識していない中で、身体の中に蓄積されていく、といった恐ろしい現象が起きます。

多くの人は、口から入ってくる野菜の農薬や食品に使われている添加物を恐れますが、実は、皮膚を通じて体内に吸収される有害物質のほうが大幅に健康に悪影響を及ぼすのです。

 

どのように化粧品を選ぶべきなのか?

 

ハンドクリームやフェイスクリーム、ボディーソープ、シャンプーなどを購入する際には、パッケージの裏ラベルに記載のある成分表示を見ることはありますか?わけのわからないカタカナの横文字が並んでおり、一つ一つの成分が理解できる人はおそらく科学者しかいないでしょう。

また、化粧品に使われている物質の中で、どれが本当に有害なのか?については公式には発表されていません。

2001年前には、化粧品の表示法として、アレルギー物質のみ表示が義務付けられていましたが、現在の法律では、全ての成分を公表しなくてはならないというルールに改定され、ますます、一般人が有害な化学物質を判断することが難しくなってしまいました。

 

それは本当にオーガニックコスメ?

 

オーガニックコスメとは、化学物質を使わず、天然の、植物成分由来の原料を使用した化粧品です。

欧米では、一般市民の間でも、食の安全性や環境汚染の意識が高く、早い段階でオーガニックコスメが流行り始め、現在では化粧品市場で割と大きな割合を占めていますが、残念ながら日本はまだまだ。

日本のメーカーでオーガニックコスメを生産しているところはありません。

日本で手に入るオーガニックコスメの全てが海外のメーカーのものでありますが、現在の日本の法律では、これらが本当にオーガニックであるのかを確認する機関がないので、信頼ができる商品であるのかは正直不明です。

また、中には、「オーガニック」と堂々と書かれているにも関わらず、使用されている成分のうちオーガニックの成分はわずか数パーセントしかない・・・など、情報にまどわされることもあります。

「オーガニック〇〇%」など、割合の部分をしっかりとチェックすることをおすすめします。

このように、非常に難しいですが、購入者であるあなたが、安全な化粧品であるのかを判断する必要があるのです。

ナチュラルコスメとミネラルコスメとは何が違うの?

 

オーガニックコスメ以外に、ナチュラルコスメやミネラルコスメについて耳にしたことはありますか?似たような表現ですが、定義は全く異なるので、要注意!

ナチュラルコスメは、天然成分が使われている化粧品であり、ミネラルコスメはミネラル(天然鉱物)が主な成分として配合されている化粧品です。

オーガニックコスメは、原料が「植物由来の成分である」、それから「有機栽培のものである」であることなので、その点が異なるポイントとなります。

オーガニックコスメの効果

 

オーガニックコスメの最大の良さは、身体に悪影響を及ぼさないだけではなく、質が良く、肌に優しいこと。敏感肌の人であっても、悪い副作用が起きることがありません。

また、使われている成分が天然由来である、植物性のものである、といったことから、アロマセラピー的な、リラックス効果を得ることができます。

メリットしかないじゃないか!と思われるオーガニックコスメですが、デメリットは、価格が一般の化粧品より高めであることと日本国内で手に入る商品の種類が限られていることです。

 

まとめ

 

オーガニックに関しての定義とコスメの内容いかがでしたか?健康に意識しているのであればオーガニックを取り入れてみるのはいかがでしょうか。最後に私がおすすめするリンク先を掲載しておきますので、ぜひご覧ください。

 

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