サプリメントにはどんな種類があるのか

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皆さんは普段サプリメントを服用しますか?健康を維持するために服用する方も多いかと思います。しかし、サプリメントって本当に効果があるのかと疑問に思うことも多いのではないでしょうか。そこで、今回はサプリメントに関して詳しくお伝えしたいと思います。

サプリと薬の「大きな違い」をご存じですか?

アメリカ国立衛生研究所(NIH)によると、サプリはそれを飲むことで期待できる効果をアピールすることはできますが、薬ではないので、「治る」とか「病気を予防する」ということを訴求することができません。

もし、あなたが「これを飲んだら病気が治る」と感じてサプリを飲んでいるとしたら、商品のPRが功を奏し、あなたの潜在的欲求と結びついた結果と言えるでしょう。

また、サプリは薬のように効果を得るために必要な量や、飲むタイミングの実証研究が豊富ではありません。サプリの場合、用法や用量がボトルに記載されていないのも、そのためです。

「私のサプリには1日3錠と書いてある!」と思う方もいるかも知れません。でもよく見てください。「目安量」という言葉がついているのではありませんか。このように、サプリの効果を等身大に見るためには、冷静に判断する視点が必要です。

十分量の栄養素をとり、健康維持・増進のために多くの人はサプリを飲んでいると思います。しかし、そのすべての人がサプリを必要としているわけではありません。なぜなら、健康的な食事をとることで、必要な栄養素のすべてを補充することは可能だからです。

ただし、そのためには毎食多くの野菜や果物、魚や肉などのタンパク質をとらねばならなくなり、逆にカロリーオーバーになってしまう危険もありますし、食品にふくまれる栄養素を重視するあまり、食事の内容を自由に選択できなくなってしまうのも事実です。

豊食といわれるこの時代、「好きなものを好きなときに食べたい」という欲求を我慢することは容易なことではありません。

その意味で、不足しがちに栄養素をサプリで補いながら、食生活を最大限に楽しむということは、決して間違いではありませんし、それに関しては私も大賛成です。

しかし、サプリの摂り方を間違えると、意味がないばかりか、カラダにとって有害にもなりかねません。そこで、まずは成分によって飲み方が異なることを頭に入れておきましょう。

サプリメントの種類

 サプリメントは各社メーカーからいろいろな種類が数多く販売されています。サプリメントは役割や目的によって大きく3種類に分類されます。

ベースサプリメント

 ベースサプリメントは、体に必要なビタミンやミネラル、アミノ酸、食物繊維、DHAやEPAなどを補います。ビタミンはビタミンB1やビタミンB2、ミネラルは鉄や亜鉛など単体で販売されるものや、ビタミンを全て含んでいるマルチビタミンという形で販売されることもあります。

ヘルスサプリメント

 ヘルスサプリメントは、健康維持や美容などのために利用するイソフラボン、ローヤルゼリー、プロポリス、セサミン、カテキンなどがあります。

オプショナルサプリメント

 オプショナルサプリメントは、ウコン、マカ、ブルーベリー、グルコサミンなどは体調の回復のために利用されます

サプリメントの利用目的

 サプリメントの利用目的は健康の維持・増進や病気の予防、食事で不足している栄養素の補給や強化、疲労回復、美容やダイエットなど性別や年齢により目的は様々です。さらに約5%は医薬品ではないですが、病気の治療目的に使用しています。

サプリメントの利用状況

 サプリメントの利用状況は年々増加し、最近では約3割の人が毎日サプリメントを利用している状況です。また以前サプリメントを利用したことがある方は約8割もいます。さらに大人だけでなく、子供用のサプリメントもあり、身体の成長や脳の発達のために、約8~10%程度の親が子どもにサプリメントを与えています。

サプリメントの正しい利用法

 サプリメントの情報はTVや雑誌、インターネットなどで情報が氾濫しています。まずは購入する前に、ご自分に本当にサプリメントが必要か考えてみます。

 サプリメントの利用の前に、まずは毎日の食事から野菜、果物、乳製品、魚などを食品から取り入れるようにします。そのためには栄養バランスの良い食事を心がけ、食事内容や食生活事態を見直します。

 サプリメントを購入する際には成分名、含有量、問い合わせ先を確認します。特に健康面の安全性や有効性を判断するためには含有量が必要です。
サプリメントは食品に分類されていますが、ビタミンやミネラルなど1度に多種類のサプリメントを摂取すると健康被害の可能性が高くなり、被害の原因究明も難しくなります。何種類か摂取している場合は、同じ成分が重複していることもあり、過剰摂取による体調不良も引き起こします。

 サプリメントを使用する際は、服薬中の薬との飲み合わせを確認します。サプリメントの形状は薬に似ていますが、薬とは別物です。サプリメントの利用によって病気の治癒が遅れたり、症状が悪化することもあります。

 サプリメントは食品ではありますが、薬のような副作用がないわけではありません。サプリメントを利用するときは、どこのメーカーをいつ、どのくらい飲んだかなどをメモし、体調が悪くなったときは、すぐ使用を中止し、医療機関や保健所へ報告します。

 また三七人参、ローヤルゼリー、ウコン、スピルリナなど天然のものでもアレルギーを引き起こすこともあります。表示に天然・自然の素材と記載されていても安全、安心とは限りません。

 サプリメントを摂取しても良い実感がないときは、思い切ってサプリメントを止めてみることも大切です。

 サプリメントの上手な活用方法は、サプリメントを利用しながら生活習慣や食生活も一緒に見直していくことです。

サプリメントのメリットとデメリット

メリット

・食事で不足しがちな栄養素を補える
・手軽に栄養素を摂ることができる
・継続的に摂取することが可能
・プラシーボ効果が得られる

デメリット

・過剰摂取による健康被害・体調不調
・薬との併用に注意
・妊娠時の服用は要注意
・依存症に注意
・体質との適性

健康被害もそうなのですが注意すべき点など意外とデメリットが多いんです。購入の時は利用後のポジティブな姿をイメージするのですが、注意点は理解しておく必要がありますね。

まとめ

サプリメントに関しての基礎知識いかがでしたか?サプリメントは医薬品ではないのであくまで摂取に関しては自己責任で行ってくださいね。最後に私がおすすめするリンク先を掲載しておきますので、ぜひご覧ください。

 

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