自分だけの稼ぐ仕組みをつくってみる vol.1
みなさんはご自身だけの稼ぐ仕組みをお持ちでしょうか?
会社からの収入だけで生活されていませんでしょうか?
今のご時世、一つの収入源だけ生きていくなんてもう古い!!
もしその会社の業績が下がったら…
もしその会社が倒産したら…
もし会社からリストラされたら…
もしご自身が体を壊したら…
企業の寿命が短くなり、どんな大きな会社でも、明日どうなるかわかりません。
今どれだけ健康だったとしても、いつ何が起こるかわかりません。
今回のコロナ禍のように、別の何かの影響によって、変化を余儀なくされることもあるかもしれません。
そんな予期せぬ事態に備えて、今からご自身だけのしくみをつくっておくことは、
ご自身にとって邪魔にならないと思うんですよね。
ここからはシリーズ化して、一つひとつ稼ぐ仕組みを分析し、
ご自身の仕組みをつくっていくための訓練をしていければと思います。
皆さんは飲み会の幹事をしたことはありますでしょうか?
手っ取り早く稼ぐ方法の一つとして、飲み会の幹事をやるということが挙げられます。
そうです!!
ズバリ、間を抜くということですね。
なんだそんなことかと思った方や間を抜くなんて嫌だと思った方もいらっしゃることでしょう。
しかし、実は物は考え様なのです。
いくつか考え方をご紹介したいと思います。
例えば、その飲み会の居酒屋さんはタダで料理やお酒を提供してくださっていますでしょうか?
おそらく、原価や人件費、店舗費用その他経費に加えて、利益を乗せてご提供しています。
その利益があるからこそ、お店が成り立っていますし、
利益を乗せた上でも満足してもらえているからこそ、リピート顧客が増え、
繁盛していくわけなんですよね。
ということは、一番大切なのは、間を抜いたかどうかではなく、
その飲み会自体に満足できたかどうかということになるわけです。
たとえば、居酒屋で5000円の飲み放題コース料理を頼みました。
5000円のコースというと、相当の料理が出てきてもおかしくありません。
しかし、食べ物が少なく、お酒の種類が少なかったら如何でしょうか?
おそらく満足するどころか、不満だらけで二度と来るかと思うでしょう。
つまり5000円に見合ったサービスを提供できているかどうかが、
問題なのであって、そこにどれだけ利益が乗っているかどうかは、
顧客にとってそれほど大した問題ではないといえます。
では、幹事としても同じように考えてみましょう。
たとえば、4000円の飲み放題コース料理に対して、5000円を集金したとします。
当然出てくるのは4000円のコース料理です。
しかし、その料理が5000円のコース料理にみえるクオリティーだとしたら、
参加した人は何か不満を持ちますでしょうか?
おそらく満足していただけますし、ご自身の評価も上がります。
つまり、一人あたり1000円の報酬を受け取り、
かつ、ご自身の評価も上がるわけなんです。
幹事をやらない意味がわかりませんよね。
さらに、お店のクーポンを使ったり、お店と提携すると、
よりいっそう稼ぐことができます。
割引クーポンなどはどのお店でもありますが、何名様以上で幹事無料などをうまく駆使すると効果は上がります。
また、お店と提携することが、飲み会の参加者から報酬をとる形から、
お店側の利益から一部キャッシュバックしてもらうという形にすることも可能です。
大切なのは考え方です。
間を抜いた結果、満足度や評価が下がってしまうようなことは絶対にやってはいけませんが、間を抜いても満足度や評価が上がるとしたらそれは、誰も損することのない立派な自分だけの稼ぐ仕組みとなり得るのだと思うんですよね。
ご自身だけの稼ぐ仕組みをつくる第一歩として、ご自身にできることを
考えていくきっかけになれば幸いです。