何故、転職活動すべきなのかvol.5
皆さんはご自身のキャリアプランをどのようにお考えでしょうか?
今後、どんな働き方をしていこうとお考えでしょうか?
ご自身の人生全体を考えたときに、仕事や家庭が中心となって、
日々の生活は構成されていきます。
その二大巨塔ともいえる仕事と家庭。
特に仕事は、生きていく上で必要な収入を稼ぐためには、
必要不可欠であり、欠かせない存在です。
そして、一日の中で最も時間をかけるものですから、
ご自身にとってベストな仕事を選択することは心身ともに、
豊かな状態に保つためには必要不可欠です。
このシリーズでは、そんなベストな仕事を選択し続けるために、
何故、転職活動すべきなのかについて、様々な視点でともに考えていきたいと思います。
ここでは、仕事の行く末という観点でお話していきたいと思います。
現状、我々が従事している仕事というものは、今後どうなっていくのでしょうか?
そんな未来を想定するうえでは、やはり過去の分析や振り返りは欠かせません。
時系列を追って考えていくと、一昔前の働き方は一体どんな働き方だったのかというと、
1900年代にサラリーマンが誕生し、会社や団体に勤めて収入を得るという形が
日本の働き方の主流になっていきました。
また、企業が競争力を高めるため安定して仕事をする画一的な人材を雇う仕組みを採用し、
定期的な新卒採用と、長期的な労働を見越した人材育成を行うようになった結果、
終身雇用が定着し始めました。
30年以上、一社に勤め上げた労いの気持ちとして、会社から多額の退職金を受け取るというのもこの当時では当たり前のことでした。
他にもこの当時はまだ週休二日制が導入されていなかったり、1日8時間労働の定着も
定着しておらず、長期残業の風習などもこの当時にはまだあり、
それが何十年も続いた結果、今に至るという流れになっています。
そんなひと昔前と比較すると、今の職場環境はというと、
ほとんどの職場で週休二日が導入されていますし、
残業を極力少なくするような働きかけもされていますし、
働き方改革などによって、副業や複業も許されるようになりました。
さらに、一社に勤め上げるという風習は徐々にではありますが、
衰退しつつあり、転職経験のある方の人数もどんどん増えています。
また退職金などの額も引き下げられつつあり、
年金制度の破綻も考えると、老後を不安視する人は少なくないといいます。
これが、ここ数十年の間での変化だと考えたときに、
我々の今後の仕事の行く末はどうなっていくのでしょうか?
今回のコロナ禍においても、これまでの働き方を一新しないといけないほどの、
影響力があったことは誰もがお気づきになられているかと思いますが、
リモートでの働き方が導入されたことや、それによるオンラインの発達などを鑑みると、
おそらく今後、様々な要因が我々に変化することを強要してくると考えられます。
これら過去からの流れや、今の状態などを鑑みたとき、今後、
完全リモートワーク化が促進されるかもしれません。
そうなれば、仕事とプライベートは融合し、もはや週休二日制という概念は、
崩壊していくことでしょう。
そうなれば、仕事は必ず一つの会社の仕事である必要はなくなってきますし、
会社側もおそらくそこまで管理し切れなくなってくるでしょう。
ということは、次世代の働き方にいち早く対応できた人が、
自分自身の立ち位置を確立して、より豊かな人生を送っていくことになるんでしょうね。
そのためにも、今のうちから、転職活動などを通じて、外の世界を見ておき、
次の変化の流れに対応することができていれば、
転職や次の一手の必要性を感じたときにすぐに動き出せるような態勢を
整えておくことができると思うんですよね。
ぜひこれを機に、転職活動を始めてみるきっかけにして頂ければと思います。