なぜ麻薬に手を出すのか

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テレビ等のメディアを観ていると、芸能人が麻薬を所持して捕まるというニュースを見る機会が増えてきています。

そこで今回は麻薬とは何なのか?どのような症状がでるのかといった内容に関してお伝えできればと思います。

 

なぜ麻薬等の薬物に手を染める人がいるのか

 

青少年の場合「好奇心」、「冒険心」、「気のゆるみ」や「やけ(なげやりな気持ち)」が薬物乱用のきっかけになることが多いのが現状です。

また、「他人に迷惑をかけないので、使うかどうかは個人の自由である」といった誤った考え方をもつことも関係することがあります。

さらに、「ダイエットや眠気覚まし(勉強)に効果がある」、「一度だけなら大丈夫」といった安易な(間違った)気持ちや、単なる「遊び感覚」で薬物に手を染めるケースもあります。

いずれも、仲間の影響を強く受け、親や学校、職場への反抗、社会や人生の様々なストレスや孤独感からの逃避などが加わって、さらに薬物とのかかわりが深くなり、薬物の持つ依存性の悪循環により、気づいたときには抜け出すことが難しい状態に陥ってしまいます。

近年の未成年者、特に中高生の乱用者が増加している背景として、『薬物の入手しやすさ』、『薬物を意識させない巧妙さ』、『お酒との結びつき』を挙げることができます。

例えば、覚せい剤を「スピード」などの隠語で呼ぶことによるイメージの変化、携帯電話を利用した巧妙で簡便な取引方法の普及、街頭でキャッチセールス的に密売している不良外国人の関与、酒場での誘惑、海外旅行の一般化、インターネットなどによるさまざまな情報の入手の容易さなど、数々の要因があります。

しかし、いずれの場合にも、薬物乱用の害の恐ろしさに対する知識の不足と、ストレスや甘えによる「なげやりな気持ち」が大きな原因となっていることを忘れてはなりません。

 

日本で禁止されている主な麻薬

 

アヘン 危険度★★★

清とイギリスは、このアヘンが原因で、アヘン戦争になった。

現在は「あへん法」で、取り締まられている。

アヘンはモルヒネのジアセチル体であるヘロインの原料となるが、ヘロインは麻薬性に偏った成分を持つため、アヘンよりもさらに危険な麻薬として厳しく取り締まられる。

 

モルヒネ 危険度★★

ケシを原料とし、アヘンから抽出される。

医療においては癌性疼痛をはじめ、各種の疾病および外傷による疼痛を緩和する目的で使用される。

日本では、「麻薬及び向精神薬取締法」において麻薬に指定されている。

 

ヘロイン 危険度★★★★★

”麻薬の王様”の異名の持ち主。

この上ない多幸感が味わえるというが、副作用は酷いものだ。

肉体面における依存、いわゆる禁断症状としては、身体中の関節に走る激痛、小風に撫でられただけで素肌に走る激痛、体温の調節機能の狂いにより生じる激暑と酷寒の体感の数秒ごとの循環、身体中に湧き上がる強烈な不快感と倦怠感、などが挙げられる。

日本では、「麻薬及び向精神薬取締法」によって、その製造・所持・医療目的を含め、規制対象となっている。

 

コカイン 危険度★★

その昔、コカ・コーラにはコカインが入っていたが、危険と分かり中止した。

高所に住む人々は、高山病の予防のために、コカの実(コカインの原料)をかじるそうだ。

粘膜の麻酔に効力があり、局所麻酔薬として用いられる。

依存症は極めて強い部類に含まれるが、主に精神依存であり、身体依存は弱いと言われる。ただし、コカインは作用が強烈で短時間作用し、覚醒剤の作用はコカインより弱いが長時間作用する。そのため連用につながりやすい。

日本では、「麻薬に関する単一条約」で規制されている。

 

大麻 危険度★★

麻を原料とし、葉を乾燥させたものをマリファナ といい、アサの花冠を喫煙する場合はハッシッシといい、樹脂を経口的に摂取する場合はガンジャやブハンという。

医療大麻(医療マリファナを含む)は、大麻や合成THC、カンナビノイドを利用した生薬療法。2014年7月時点で、アメリカ合衆国の23州、カナダ、イスラエル、ベルギー、オーストリア、オランダ、イギリス、スペイン、フィンランドなどで使われている。大抵の場合、大麻の使用には処方箋が必要になり、地域法によって販売(配給)の方法が異なるのが特徴である。

がんに効果があるとされている。

日本では「大麻取締法」により規制されている。

 

THC(テトラヒドロカンナビノール) 危険度★

中毒性は無いがカフェイン程度の依存性がある。

幻覚を見ることは稀である。

欧米諸国の複数の統計・研究によれば、アルコールと近似した酩酊感・倦忘感を有する程度であり、周囲の人々に対する近親感を有し、酒乱の様な騒ぎを起こすことなく、平和に酔いつぶれたようになる程度である。

日本では「麻薬及び向精神薬取締法」により麻薬に指定されている。

 

覚せい剤(覚醒アミン) 危険度★★★★★★★

麻薬の中で唯一、植物を原料としない。

その昔、日本でえは「ヒロポン」の名で、眠気覚ましなどとして売られていた。

健康面への問題が認識され社会問題化し法規制が敷かれる以前は、現在の覚せい剤として指定されている成分を含んだ薬品は、疲労倦怠の状態から回復させ眠気を覚ますための薬品として販売されていた。

覚醒の「醒」が「せい」と表記されるのは、2010年まで常用漢字ではなかったためである。

日本では「覚せい剤取締法」により、他の麻薬と区別され、所持、製造、摂取が厳しく規制されている。

 

LSD 危険度★★★★★★★★★★

LSDは無臭(人間の場合)、無色、無味で極めて微量で効果を持ち、その効用は摂取量だけでなく、摂取経験や、精神状態、周囲の環境により大きく変化する(セッティングと呼ばれる)

。一般にLSDは感覚や感情、記憶、時間が拡張、変化する体験を引き起こし、効能は摂取量や耐性によって、6時間から14時間ほど続く。

脳血管に蓄積性に影響を与えることがわかっており、過量投与では脳血管障害により死に至る。

致死量は不明。

日本では「麻薬及び向精神薬取締法」による取締りの対象

 

薬物による中毒症状

 

覚せい剤やコカイン

覚せい剤やコカインは中枢神経系を興奮させる薬物です。心臓をどきどきさせたり、血圧を上げたり、瞳孔(どうこう)を大きくしたりする交感神経興奮状態を引き起こします。

 

覚せい剤の特徴は、乱用を続けると、幻視、幻聴などの症状が現れてくることです。

 

コカインの特徴的な症状は、皮膚の下で、虫がはい回るような感覚に襲われる皮膚寄生虫妄想です。

これらの症状は、コカイン精神病と呼ばれています。妊娠中の女性がコカインを乱用すると、生まれた赤ちゃんの心臓や腎臓に先天的な障害が現れたり、すでにコカイン依存になっている場合があります。

こういった赤ちゃんは、コカインベイビーと呼ばれています。

 

ヘロイン・モルヒネ

ヘロイン・モルヒネなどのあへん類やベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、中枢神経系を抑制させる作用があります。

 

あへん類を乱用すると、薬物が切れたときに現れる退薬症状がひどく、涙が出たり、鼻水がだらだら出たりします。また、腹痛や下痢も起こります。

 

抗不安薬などは、患者の治療に用いられる薬剤ですが、医師の指示を守らないで服用すると、精神依存や身体依存を生じてしまう危険性があります。

 

大麻

マリファナなどと呼ばれている大麻を乱用するとすぐに、心拍数の増加、結膜の充血、口の渇き、吐き気などの身体症状が現れます。

精神症状としては、感覚や知覚に変化が起こり、病的な高笑いを引き起こすなどの、情緒の変化が見られます。また、幻覚、妄想、異常行動なども現れます。

 

さらにやる気がなくなったり、投げやりになる無動機症候群という症状が見られます。乱用を続けると、幻覚の症状がおさまっても、知的低下が起こります。

複雑な会話ができなくなったり、書く文章がひらがなばかりになったり、簡単な計算を間違えてしまうなどの症状が残ります。

 

シンナーやトルエンなどの有機溶剤

シンナーやトルエンなどの有機溶剤は、乱用するとすぐに意識の低下が起こります。

ひどい場合、麻酔状態のようになってしまいます。日常的に乱用をしていると、筋肉が衰えて、歩くことが困難になります。また、物が二重に見えたり、視力が低下したりします。

さらに脳が萎縮して、痴ほうの症状まで現れてしまいます。痴ほうの症状とは、物忘れが激しくなり、ついさっきまで話したことさえ思い出せなくなることです。

また、幻視、幻聴などが現われ、まともな判断ができなくなり奇妙な行動をとったりもします。

 

まとめ

本日は麻薬に関してまとめてお伝えさせていただきました。麻薬は一度手を出すと依存性が高いので離脱するのに相当な時間がかかるだけではなく多くの人に迷惑をかけてしまいます。

もし誘惑があった際にもしっかりと断ることができる勇気を持つ必要がありますね!最後に私がおすすめする健康に関してのリンク先を掲載しておきますので、ぜひご覧下さい。

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