お茶うがいでウイルス予防
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新型コロナウイルスが猛威を奮っているいる昨今ですが、手洗いうがいをしてしてウイルスを予防を徹底していると思います。
実は、お茶でうがいすることが、さらに予防に繋がることをご存知でしょうか?
今回はお茶でうがいすることの効果を解説していきます。
【お茶うがいの効果】
最も研究され、効果が証明されているのがカテキンです。
カテキンは、緑茶で最も多いポリフェノール成分のことです。カテキンの効能として、抗菌・抗ウイルス作用、脂質異常改善・内臓脂肪減少作用、血糖上昇抑制作用、血圧上昇抑制作用、認知機能低下改善作用、抗腫瘍作用、抗アレルギー作用、抗酸化作用などが、これまでに発表されています。
インフルエンザなどのウイルスは、足のような突起(ジョイント)が、ヒトの細胞にくっついて感染し、広がっていきます。
カテキンは、ウイルスの突起にくっついて、細胞の中に入っていくのを阻止してくれます。
さらにカテキンは、細胞に入ったウイルスが増殖するのをブロックし、細胞から外に出てほかの細胞に広がるのをブロックしてくれます。
【お茶うがいのやりかた】
カテキンは高い温度でより多く浸出しますので、80~90℃くらいの湯温で出すのが効果的です。
使用するお茶の値段はさほど高いお茶でなくても大丈夫です。
なぜならカテキンは一番茶の終わり頃から二番茶、三番茶にかけて比較的多く含まれているからです。
ご使用時は適温に冷ます、または水で薄めても良いでしょう。
作ったお茶は冷蔵庫で保管すると1日~2日は使用できます。
喉に違和感がある場合や、帰宅時、また就寝前などにうがいをすると効果的です。
【飲むのもよし】
新型肺炎コロナウイルスが猛威を振るっている今、ウイルスから身を守るためには自身の免疫力を高めることが一番。
週刊女性セブンに以下のような記事が掲載されていました。
「免疫力を上げる」飲み物ランキング1位に緑茶
身近に迫った新型コロナウイルスの脅威に、有効的な手段はないのか。医師に聞くと、こう声を揃える。「体内の免疫力を上げよ」と。免疫力は20才をピークに低下し続けるというが、食事で回復、上昇させることができるという。緑茶を飲むときのポイント
30分に1回ほどのちょこちょこ飲みで血液やリンパ液などの流れがよくなります。
引用:週間女性セブン2020年3月5日号
緑茶にはインフルエンザの原因となるウイルスや小児の風邪の原因となるウイルスに直接作 用して、これらのウイルスの感染を無力化する成分が含まれています。茶カテキンはその代表 です。
インフルエンザウイルスは、ウイルス粒子の表面からスパイク状に突き出した2種類の タンパク質を利用して喉や鼻腔の細胞に感染します。茶カテキンは、スパイクタンパク質に直 接作用して、その働きを抑えることでインフルエンザウイルスの感染を防ぎます。
茶カテキン の中でも特にエピガロカテキンガレート(EGCG)が強い作用を示すことが明らかになってい ます。また、茶カテキンとは異なりますが、乾燥茶葉中に0.5%程度含まれているストリクチ ニンと呼ばれる成分も、インフルエンザウイルスや小児の風邪の原因となるウイルスの感染を 強力に抑えることが明らかになってきました。
ストリクチニンの作用は茶カテキンとは異なっ ていて、ウイルス膜と細胞膜が結合するのを邪魔することによって、ウイルスの感染を防ぐと 考えられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お茶うがいの効果について紹介していきました。
しかし、新型コロナウイルスに対して、緑茶の成分に有効性があるとはまだ言えません。
ですがマスクや手洗いなどの感染予防対策と共に、緑茶で免疫力を高めてウイルスに負けない身体作りに役立てていただき、また美味しい緑茶を飲んで、少しでも心安らぐひと時を過ごしていただけたら幸いです。
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