仕事ができる人は瞑想をしている!?

瞑想と聞くとどんなイメージを持つだろうか、宗教?ヨガ?などそういうイメージが多いと思います。私も本質的な意味を知るまではそんな風に思っていました。

しかし、自分の周りの仕事ができるビジネスマンや経営者、上手くいっている営業マンが瞑想を取り入れており、瞑想がビジネスに生かせるということを知りました。この回では瞑想がもたらす効果と日々の活用方法ややり方などを紹介します。

 

瞑想とは

宗教的な意味があったり、心理的治療を目的としたりすることもありますが、最近では仕事などで成果を出すための精神的トレーニングとして注目されています。

Apple社の前CEOであるスティーブ・ジョブス氏も瞑想によってさまざまなインスピレーションを受けてビジネスにおける重大な決断を下してきたことから、多くの世界的企業のCEOたちも瞑想を日課としています。

われわれ日本人が”瞑想”と聞くと「山奥のお寺で住職たちに肩を叩かれながら精神力を鍛える修行」というイメージがあるかもしれません。しかしアメリカではむしろリラクゼーション用のエクササイズという見方が強く、大学などの研究機関で瞑想が人体に及ぼす効果が科学的に証明されています。

最近ではマインドフルネスという言葉をよく聞きます。分かりやすい定義として、瞑想から宗教色を除いたものをマインドフルネスと提示することもできます。

マインドフルネスとは簡単に言うと「心が今、起きていることに 100 % 集中する」ことです。

マインドフルネスは人間が生まれつき持っている能力であり、自分たちの存在、心の状態を感じる力を育む練習です。自分のやっていること、心の状態を感じ、起きたことに対してオーバーにリアクションしなくなります。
もう少し分かりやすい定義として、瞑想から宗教色を除いたものをマインドフルネスと提示することもできます。

マインドフルネスは私たちに何かを新たに足してくれるものではありません。自分たちを変える必要もありません。しかし、科学的に実証された方法で練習することで自分に生まれつき備わっている能力が育まれていきます。

マインドフルネスを練習することで、自分をより素敵に。

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マインドフルネス(瞑想)の効果

マインドフルネスの練習をし、マインドフルな状態になると、集中力が増し、ストレスが減り、脳の老化に良い影響を与えることができます。
集中力が増すということは、より長い時間、または深い集中力で仕事、勉強ができるため、同じ時間の中でも多くの成果を出せるということです。みんなに平等にある時間をより効果的に使い、より良い成果を作るようになるということです。
ストレスが減るということは、同じ環境にいても自分の感じ方が変わっていくため、以前はストレスを感じていたことでも、落ち着いて対処し、ストレスを感じなくなるか、以前ほどのストレスを感じなくなります。

また瞑想には人間の創造力を向上する効果もあることが報告されています。オランダのライデン大学が実施した研究では、被験者たちに25分間瞑想をしてもらったあとに、Alternate Uses Taskメソッドという創造力を指数化するテストを受けてもらいました。

Alternative Uses Taskメソッドとは、ある物の本来の用途とは違う使い道をいくつ考えられるかというテストです。たとえば被験者はエンピツを渡され、「”何かを書く”というエンピツ本来の用途以外にどんな使い道があるか」を思いつく限り書き記していきます。

結果、瞑想をした人々はより多くのアイディアを思いつくことができました。また被験者の中には瞑想を日常的に行っている人と未経験者がいましたが、どちらも創造力がアップしたという結果がでています。

 

瞑想のやり方 5つのステップ

ここまで瞑想がもたらす効果について説明しましたが、それでは実際にどのように瞑想をしたらいいかを5つのステップに分けてご紹介します。

【ステップ1】リラックスできる環境でおこなう

まずは自分がリラックスできる環境を作ります。時間があまりない方は自宅、もし余裕があるのであれば公園など自然に触れられるところを選びましょう。

服装も特に決まりはありませんが、自分にとって一番ラクな服で行ってください。もし心がざわついていたり、身体がなまっているようでしたらストレッチをして身体の準備を整えるのも効果的です。

【ステップ2】時間を決める

瞑想は長い時間行えばいいというものではありません。一般的には20分から30分程度が適当だと言われていますが、はじめて瞑想をするという方は5分でも十分です。

長さを決めたら、毎日同じ時間に行うという習慣を作りましょう。例えば朝会社にいく前や就寝前など、無理のない時間帯に行うのがベストです。

【ステップ3】自分が心地よい座り方でおこなう

座るのは床でも椅子でも結構ですが、とにかく自分がラクであることが大前提です。また姿勢をよくすることも重要ですが、これは何も背筋をピンと伸ばさないといけないという意味ではありません。あくまで身体に負担がかからず、何時間でもキープできそうなポジションを見つけましょう。

【ステップ4】目を閉じて、呼吸のみに集中する

ここから瞑想に入ります。目を閉じて、自分の呼吸に意識を集中しましょう。最初は頭の中をさまざまなことがよぎるでしょうが、それに気づいたらまた呼吸に意識を戻すようにします。

【ステップ5】自分を観察する

うまく呼吸に集中でき、心が落ち着いてきたら自分を”観察”してみましょう。例えば特定の身体の部位に意識を集中して、自分の身体の声を聞くような感覚です。

ここで、もしさまざまなことが頭をよぎり始めたら、呼吸に集中するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?毎日忙しく仕事をしていると脳が休まる暇がありませんが、瞑想をすることによって脳は本来の力を取り戻します。またゾーンを経験したらハイパフォーマンスを発揮することが出来る可能性が出てきます。毎日忙しいビジネスマンがやる理由が分かりますね。ぜに瞑想に挑戦してみてはいかがだろうか。

皆さんにとってより豊かな人生を手に入れる手助けになれば幸いです。

本サイトでは様々な職種を取り巻く環境を調査し、今後の時代の流れに合わせて  どういうアクションを起こすべきかを情報提供させて頂いております。
今後とも皆さんと皆さんの大切な人にとって未来を考えるサポートができれば幸いです。

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