分かりやすい保険~がん保険~
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生命保険のイメージ
一見生命保険は、多くの保険会社があり、また会社にも数多くの保険がありますし、保険の営業の人が色々なことを言ってくるので、訳が分からなくなる人が多いと思います。
そこで、
元外資系の生命保険営業をしていた私が、生命保険の種類について分かりやすく、具体例を話しながら説明いたします。ここだけ押さえておけば、保険を検討する際に大失敗をすることはないと思います。
今回は生命保険ではなく、がん保険について説明していこうと思います。
がんは日本人の死因第1位
この30年ほどの間、日本人の死亡原因として不動のトップに位置する「がん」。
多くの医師や研究者の努力の結果、治療法は進化してきましたが、まだ解明されていない部分が多く、現在でも治療の難しい病気であることには間違いありません。
そんながんの不安に対して作られたのが「がん保険」です。現在では国内各社からも発売され、がんへの備えとして注目を集めています。
2017年の厚生労働省の統計調査によると、がんは日本人の死因の第1位となっています。その数は約37万3,000人。
その年に亡くなった方の27.9%、実に4人に1人以上ががんで亡くなっているのです。
「がんの診断を受けた」という方も含めるとさらに多く、2014年の時点で、すでに男女とも「2人に1人」の確率でがんになっていると言われます。
1981年にがんがトップに躍り出てからというもの、すでに30年以上も死亡原因の第1位に居座っています。
今やがんは「誰でもかかる病気」であり、多くの人々にとってもっとも身近で、しかも恐ろしい病気となっています。
ここまでがんが蔓延してしまうと、当然ながらそれに対する備えが必要になります。そこで登場したのが「がん保険」です。
がんだけに的を絞った「がん保険」
医療保険の中でもよく知られた「がん保険」。
保険商品の中ではまだ新しい部類に属するものですが、日本人の死亡原因のトップを占めるがんに特化した保険として、各社がさまざまな商品を競うように発売しています。
テレビCMなどを使って大々的に広告していますから、ほとんどの方がご存じでしょう。
しかしこの保険がどういうものなのか、どんなときにどのような保障をしてくれるのか、そこまで詳しく知っているという方は多くないかもしれません。
まずはがん保険がどういうものなのか、その概略からお話していきます。
がん保険とは
がん保険は医療保険の一種ですが、その内容はがんに特化したものとなっています。一般の医療保険がほぼすべての疾病を対象としているのに対して、がん保険の場合はその名の通り、がんだけを対象としていることがほとんどです。
そのため一般の医療保険よりも保険料は低く、一方でがんに対する手厚い保障が用意されているというのが大きな特徴です。
こうした商品であるために、一般の医療保険に加えてがん保険を別途契約するという使い方をされる方も多いようです。
がん保険の補償内容
その保障内容は、各社の商品それぞれにより少しずつ異なりますが、基本的な内容と付加できる特約の種類などは、各社ともほぼ同じです。
基本契約の部分は一般の医療保険と同様、「1日いくら」という形で入院給付金が支払われますが、がん保険に特徴的なのは、基本契約に付随、あるいは特約として上乗せできる、がん関連の手厚い保障です。
その例をいくつかご紹介しましょう。
■診断給付金
がんと診断されたときに支払われる給付金です。基本契約に含まれることが多いようですが、特約として用意されているものもあります。
また、「初回診断時に限る」というものから「回数無制限」というもの、診断を受けただけでも支給されるものに、入院を伴わない場合には支給されないものなど、商品によって設定はいろいろです。
■手術給付金
所定の手術を受けた場合に、1回につき数十万円が支払われます。一定期間が空いていれば、複数回の手術に対して支払われることが多いのですが、5回も6回もこの給付金を受け取るということは、現実的にはほとんどないでしょう。
■療養給付金
病院での治療が終わり、退院後の自宅療養のために支給される給付金です。これも手術給付金と同様「1回いくら」という形で支払われます。
■先進医療給付金
がんの治療法には標準的な治療のほか、先端技術を用いた「先進医療」と呼ばれるものもあります。
具体的には重粒子線治療などが挙げられますが、重粒子線治療にかかる技術料(1件あたりの費用)は約313万円。
そして、その技術料は公的医療保険の適用外であるため、全額自己負担しなければなりません。そんなときのために用意されているのがこの給付金です。先進医療の技術料の実費を支給してくれます。
「先進医療」とは、厚生労働大臣が認める医療技術で、医療技術ごとに適応症(対象となる疾患・症状等)および実施する医療機関が限定されています。
また、厚生労働大臣が認める医療技術・適応症・実施する医療機関は随時見直されます。
このほか、女性特有の乳がん、子宮がんなどに手厚い保障を用意したものなど、がんに特化したさまざまな保障があります。
一方で、がんの種類によっては支払い対象にならなかったり、入院しても一定期間は入院期間に算入されなかったりと、細かな条件は一様ではありません。
どこにどれくらいの保障をつけるかは商品によって違いますし、また支払い条件もそれぞれに異なりますので、がん保険に加入する際には資料を見比べ、内容をきちんと把握したうえで、じっくり吟味することが大切です。
まとめ
まとめると
・がんは身近で、誰でもかかる可能性があること
・がんに的を絞り、がん治療への保障に特化した「がん保険」が登場してきたこと
・がんには治療のほか、保険適用外の治療法も数多くあること
・治療期間が長くなりやすいがんには、充分な備えが必要であること
などについてお話してきました。
不安な方はがん保険を加入しておくのもありだと思います。
そして、そのの選択は、一人ひとりの年齢、性別、職業、家族構成、将来のライフプランなどに応じて複雑に分岐していくのです。
目的は人それぞれですが、ポイントはどの保険に入るかより、自分に合った保険に入るということです。
ぜひ自分のライフプランや価値観をご自身で考えてみてはどうでしょうか。
私からのアドバイスはぜひ一度ご自身で保険の代理店などに行って話を聞いて、設計書やパンフレットを見ることをお勧めします。
しかしここで注意してほしいのは、その場で絶対加入はしないでください。
なぜなら、保険の代理店や、営業マンは基本保険を売りたいので、なんとかお客さんにしようとしてきます。なので、最初はお客さんのふりをして、情報収集をして、そのうえで、また、相談すればいいと思います。
そうすることで、納得のいくことができますし、知識もつき、大失敗しないと思います。
この先の皆さんにとってより豊かな人生を手に入れる手助けになれば幸いです。
最後におすすめの保険代理店もいくつかピックアップさせていただきます。
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