母の日、父の日の由来

皆さんは父の日や母の日にプレゼントなどを渡したり、感謝の言葉を伝えたりしていますか?

そもそも父の日母の日ってどういう意味なのか、またどういった由来なのか、ご存知ない方もいると

思います。

そこで今回は父の日と母の日の意味や由来についてご紹介していきます。

 



【父の日の由来】

父の日は、アメリカ発祥の祝日です。

誕生したきっかけは、ソノラ・スマート・ドットという女性の嘆願によるもの。ソノラの父親は軍人で、南北戦争から復員した後に男手ひとつで6人の子どもたちを育て上げています。

6人兄弟の末っ子だったソノラは父の偉業を称えようと1909年に牧師教会へ「父親へ感謝する日も作ってほしい」と嘆願します。そして1910年6月19日に、初めて父の日の式典が開催されました。しかし、それが一般に浸透するまでには実に6年もの年月がかかったといわれています。

1916年の式典で、第29代アメリカ大統領であるウッドロー・ウィルソンが演説を行ったことをきっかけにして浸透していったといわれています。そして1972年、6月の第3日曜日が父の日として正式に制定されたのでした。

ちなみに、父の日が日本に導入され始めたのは1950年代ごろのこと。

当時はまだまだ認知度が低く、現在のように一般的な行事として広まったのは1980年代に入ってからだといわれています。デパートなどの商業施設が販売戦略の一環として父の日を取り上げ、そこから一般に広く浸透していきました。

 

 

【母の日の由来】

母の日の由来は今から100年以上前にさかのぼります。

アメリカのフィラデルフィアに、アンナ・ジャービスという女性がおり、その母親は1905年の5月に天国に召されました。

母親を深く愛していたアンナは、1907年、支援者たちと共に全国的な「母の日」の普及運動を始めました。

そして、母親の命日に、ウェストバージニアの教会で「母の日」を祝いました。これが、5月の第2日曜日だったのです。

次第にこの運動は広まって行き、1911年までには、ほとんどの州で「母の日」が祝われるようになりました。

そして、1914年、ウィルソン大統領の提唱で、議会は5月の第2日曜日を国民の祝日「母の日」と制定したのです。

日本では、大正時代に始めて「母の日」が祝われましたが、一般に普及して行ったのは、第二次大戦後のことです。

ところで、「母の日」にカーネーションを贈るのは、アンナが、母親の大好きだった白いカーネーションを、追悼会で配ったことから来ています。



【贈る花やギフトの由来】

母の日に贈るギフトといえば、カーネーションやアジサイなどのお花が定番です。

同じく父の日のギフトにも、お花を贈るのが定番です。父の日に贈るお花は、バラが一般的だとされています。

これは、父の日を作ろうと牧師教会に嘆願した女性・ソノラが、亡き父親のお墓に白いバラを供えたことが由来です。母の日のカーネーション同様に、お父さんが健在であれば赤いバラを、亡くなっていれば白いバラを贈るといわれています。

ただし、最近では黄色いバラを贈るという習慣が浸透しています。

なぜ、黄色いバラなのでしょうか。

これは、日本ファーザーズ・デイ委員会が開催する“父の日黄色いリボンキャンペーン”が影響しています。このイベントでは、幸福や喜びの象徴である黄色を父の日のイメージカラーとしています。

このことから、父の日には黄色いバラをギフトとして贈ることが定着しました。

黄色いバラには「献身」「さわやか」といった花言葉があり、お父さんへ感謝の気持ちを伝えるのにぴったり。ただし、一方で黄色いバラには「嫉妬」などネガティブな花言葉もあるので、黄色いバラを贈る際は他のお花と組み合わせるようにするとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

父の日、母の日についてご紹介していきました。

「母の日」も「父の日」も、クリスチャン女性によって、親への深い愛と感謝をこめて始められました。

この日は、プレゼントやカードもいいですが、何よりも心からの感謝を贈りましょう。

以下におすすめのギフトのサイトも掲載しておきますので、参考にしてみてください。

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