SNSの発達の歴史

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SNSを活用して生活している人は多いと思います。インターネットの普及と同時に発達してきたSNSですが、どのように発達してきたのか歴史を今回はお伝えしたいと思います。

 

SNSとは

 

SNSとは、「Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」の略称です。インターネットを通じて、場所にとらわれず利用者同士のコミュニケーションを実現します。

 

例えば、同じ趣味や出身校、居住エリアなど利用者同士の共通点をもとにしたコミュニケーションも可能です。

多くのSNSは自分専用の情報発信スペースを持つことができ、自分の情報の開示や発信を行ってユーザー同士の交流につなげられます。

 

SNSは主にスマートフォンアプリから利用されている

 

現在のSNSはスマートフォンにアプリをインストールして利用する形態が一般的であり、場所や時間を選ばずに日常的に使えるのも特徴の一つです。

リアルタイムに情報収集ができるSNSが、ライフスタイルに大きな影響を与えているユーザーも多いでしょう。

 

個人だけではなく、国家や企業もSNSを活用

 

消費者とつながりたい企業や国家機関にとってもSNSは見逃せない存在です。

首相官邸においてもSNSを導入し情報発信を行なっています。一般企業もアカウントを開設し、マーケティングにおける重要な役割をSNSに感じていることでしょう。

SNSはアプリケーションの利用の際にユーザーの目に触れる広告が収入源となっています。企業にとって、検索エンジンを利用するリスティング広告とは違ったユーザーへのアプローチとして活用されています。

 

SNSの歴史

 

インターネット黎明期のSNS

 

そもそもSNSはいつから存在していたのでしょうか。インターネットは1995年頃から一般に使われはじめました。

その頃のインターネットの利用は、電子メールやホームページの閲覧が中心でしたが、1996年には「みゆきネット」という会員制サービスが登場しました。まさにSNSの走りとも言える存在です。

 

また、少し後になりますが、今も多くの人に知られている掲示板「2ちゃんねる」もサービスを開始しました。

インターネット黎明期のユーザー間コミュニケーションといえば、掲示板が最もポピュラーではないでしょうか。不特定多数の人の考えを知り、意見をすることができました。

まだインターネットは建物の中で行うものでしたので、仕入れた情報をプリントアウトして出かける時代には懐かしさを感じます。

 

スマートフォンが普及する前のSNS

 

2000年代になるとインターネットにおいてのユーザーコミュニケーションのシーンは、ブログに多く見られるようになりました。個人ブログへのコメントによる自由な交流は、電子掲示板よりもさらに細やかに個人に合った利用が可能でした。

そして、招待がないと参加できない「mixi」(のちに招待制は撤廃)、それに追随して名を拡げた「GREE」というようにユーザーを飽きさせないSNSが次々に登場したのです。

 

スマートフォンが普及していない時代ですので、今のようにライフスタイルに合わせたフレキシブルな利用は難しいものの、SNSならではコミュニケーションの世界観に多くのユーザーが魅せられました。

アメーバブログからスタートし、アバターやゲームなどSNSの楽しみ方を拡げた「Ameba」もセンセーショナルな存在でした。

 

SNSにゲームを盛り込み、ユーザーコミュニケーションのエンターテイメント性を高める動きも目立っていた時代でもあります。

ゲーム業界においても、ソフトウェアを販売するビジネスから無料のSNSをプラットフォームとしたゲームへのシフトはビジネスモデルの変化の始まりでもあったのです。

 

また、動画SNSも流行しました。YouTubeやニコニコ動画といった無料で使えるサービスは、ユーザー同士の動画共有をベースにしたコミュニケーションを実現し、動画を自由に楽しむという新しい柱を確立しました。

 

スマートフォン普及後のSNS

 

2010年代はスマートフォン時代の幕開けです。どんどん生活に浸透するスマートフォンとともにサービスの開発が進みました。

iPhoneの発売もスマートフォンの普及に拍車をかけ、2008年に日本に上陸していたTwitterやFacebookもユーザーが増加しました。

スマートフォンを日常的に携帯するライフスタイルが一般化し、SNSを利用できる時間は多くの人にとって拡大していったのです。

 

SNSのメリット

 

知人との交流

 

FacebookやMyspaceといったSNSアプリは当初、気になる人たちの近況を常に把握できる手段として、自らのサービスをアピールしていました。

 

これはいまでも、SNSのメリットとして真っ先に挙げられるポイントでしょう。

 

SNSがあれば、疎遠になりがちな友人や親戚とも、気軽に連絡を取り合うことができます。

 

これは、あなたがほかの街へ(あるいは全く別の国に)引っ越した場合に、特にありがたいメリットです。

 

ニュースに触れる機会の提供

 

ニュースに容易に触れられる点は、SNSのプラス面であり、同時にマイナス面でもあります。ここでは、良いところに目を向けてみましょう。

 

住んでいる国で、自由な報道に触れる手立てがない人は、世界中でかなりの数に上ります。

 

それでもいまは、すべての大手報道機関がSNSのアカウントを持っているので、こうした人たちもFacebookやTwitterなどのアプリを通じて、多くの信頼が寄せられる世界の報道機関のニュースを追うことができます。

 

職探し

 

いまも昔も、職探しに苦労する人は多いようです。

 

けれども、LinkedInやXingといったプロフェッショナル向けのSNSを使っていれば、あなたがプロフィールに載せている技能にぴったりマッチする会社の募集情報を、自動的に表示させることも可能です。

 

これは見過ごされがちですが、SNSのメリットのひとつと言えるでしょう。

 

イベントの企画

 

パーティーや結婚式、カンファレンスなど、大勢の人が集まるイベントの企画に役立つサービスと言えば、これはもうFacebookの独壇場です。

 

いまでは、ほぼすべての人がFacebookアカウントを持っているので、「招待状を作る」「イベントの詳細を拡散する」「イベント関連のさまざまな資料をシェアする」といった作業も簡単です。

 

顧客開拓

 

事業やお店を始めたばかりの人にとって、SNSは、手っ取り早く知ってもらう手段として大いに役立ちます。

 

こうして得たオーディエンスを足がかりに、顧客基盤を作り上げることも可能です。

 

口コミが急速な勢いで広まるのはSNSの特徴ですが、事業を行う側から、ターゲットを絞った広告を出すという手もあります。

 

SNSなら、テレビやラジオ、印刷メディアと比べて、かなり安い値段で広告を出すことができます。

 

SNSのデメリット

 

オンライン上のいじめや嫌がらせ

 

SNS最大の問題点のひとつが、オンライン上のいじめや嫌がらせの横行です。

 

ジェンダーや見た目、性的指向、宗教、障害、政治的信条など、人のさまざまな特質を理由に、いじめのターゲットにされるケースは数多く、憂慮すべき問題となっています。

 

中でも、子どもは特に弱い立場に置かれています。

 

プライバシーはないも同然

 

もうひとつ、SNSの大きな問題点としては、プライバシーの欠如が挙げられます。

 

相手がSNSのヘビーユーザーなら、ほんの数分にわたってざっと検索するだけで、愛読書や勤務先、さらには生まれたばかりの子どもの顔まで、あらゆることが特定可能です。

 

データの完全消去が不可能

 

SNSの善し悪しを語るなら、サービスを利用することで残るオンライン・フットプリントの問題は避けて通れません。

 

確かに、SNSのアカウントを削除することは可能です。

 

でも、サービス利用中に生じたデータはどうなるのでしょう?

 

アカウントを削除すれば、あなたのデータは、表向きは見えなくなります。

 

けれどもTwitterは本当に、あなたが投稿したすべてのツイートをサーバーから削除しているのでしょうか?

 

Instagramは、あなたがシェアした写真を1枚残らず、サービスの記録から完全に消去しているのでしょうか?

 

この2つの疑問への答えは「ノー」です。

 

ですから、こうしたデータが今後いつか浮上して、あなたに不利な形で使われる可能性は(どれだけ小さくても)ゼロとは言えません。

 

社交性がかえって失われる

 

SNSのせいで、私たちはかえって社交性を失いつつあるのではないでしょうか?

 

実は、こうした懸念を裏付ける多くの研究結果があります。

 

これにはいくつかの理由があります。その一部には、SNS依存のように、この記事で既に触れたものもあります。では、以下のようなケースはどうでしょう? ちょっと考えてみてください。

 

あなたの友人がバカンスに出かけたとしましょう。友人は旅行が近づくと、この旅の予定を何から何まで投稿します。

 

旅行中は、写真や近況のアップデートが、次から次へと舞い込んできます。

 

さらに友人が家に帰ると、今度は「この旅がどれだけ楽しかったか」という話を、大っぴらに何日も続けるのです。

 

このような状況で、わざわざこの友人に連絡を取って、楽しかったバカンスについて直接話を聞こうという気持ちになるでしょうか? まずならないでしょう。

まとめ

 

SNSの歴史に関していかがでしたか?生活が便利になる一方でもちろん問題も発生している現状です。皆さんも仕事やプライベートでSNSを有効に活用して有意義な生活を過ごしてくださいね。最後に私がおすすめするリンク先を掲載しておきますので、ぜひご覧ください。

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