効果的なプレゼンテーションの方法

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人を魅了するプレゼン、説得力のあるプレゼン、「その企画、採用したい!」と思わず言ってもらえるプレゼン、あなたの取り扱う商品やサービスにどんどん注文が入ってくるプレゼン、上司や同僚が思わず「凄い!」とあなたを賞賛してしまうプレゼンetc・・・。そんな“成果の出る最高のプレゼン”を行うためのコツを、構成や話し方も含めお伝えしたいと思います。

 

期待感を高める

 

プレゼンは最初の導入部分で“ほぼ”決まります。最初の段階で「このプレゼンは聞く価値がある!これは聞かねば!」と身を乗り出して聞くのと、「またいつものプレゼンが始まるのか、退屈だな・・・」と思って聞くのでは雲泥の差があります。

 

プレゼンの成功とは、「最後の結論までいかに興味を持って(持ち続けて)聞いてもらうか?」と言い換えてもいいでしょう。そのためには、最初の段階で「このプレゼンに対する期待感を高めておく」ことが非常に重要です。

この期待感を高めるということが、まさに感情を動かす、ということなのです。

 

WHY?を語る

 

期待感を高める具体的な方法としては「WHY?(なぜ?)を語る」が最も有効です。「何故、あなた(受け手)はこのプレゼンを聞く必要があるのか?」それを語るのです。

 

・今、このプレゼンを聞かないと、あなたは・・・

⇒ 大きなチャンスを失うことになる

 

・今、このプレゼンを聞かないと、あなたは・・・

⇒ 大きな損失を被ることになる

 

・今、このプレゼンを聞かないと、あなたは・・・

⇒ 2度と手に入れることができなくなる

 

このように、「このプレゼンを聞かずにはいられなく理由」をプレゼンの冒頭部で語ることで、「このプレゼンは真剣に聞かねば・・・!」というように感情を動かしいきます。

 

「なぜ、このプレゼンを聞く必要があるのか?」という「WHY」を「大きなビジネスチャンスであり先行者利益が得られる最後のチャンス!」というメッセージにし、「このプレゼンを聞かねばまずい!」という感情に持っていきました。

 

ベネフィットを伝える

 

プレゼンの究極の役割は、この「ベネフィット=受け手側にとってのメリット」を伝えること!と言っても過言ではありません。

 

人が最も関心があるのは「自分」です。

 

「自分にとってどんなメリットがあるか?」「それによって私がどうなるの?」ということを受け手側は一番知りたいのです。

そのベネフィットを出来る限り早い段階で伝えます。

 

「ベネフィット」と「特徴」の違い

 

多くの方が「ベネフィット」と「特徴」を混在しています。

 

「特徴」は多くの場合、「発信側が言いたいこと」であったりします。「特徴」では感情は動きません。

天才的なプレゼンテイター、スティーブ・ジョブスのipodのプレゼンを例に「ベネフィット」と「特徴」の違いを解説します。

 

ipodの【ベネフィット】と【特徴】

 

【ベネフィット】

ポケットに1000曲!!!

(ポケットに入れて1000曲・・・あなたの音楽ライブラリーの全てを持ち歩ける!)

【特徴】

容量5ギガバイトの携帯型音楽プレイヤー

 

「特徴」では感情が動かない。自分にとっての使用感がありありとイメージでき、ワクワクできることが大切なのです。

 

パワーワード

 

人は強い言葉、記憶に残る言葉、何度も口ずさんでしまう言葉に惹かれます。

 

プレゼンというとインパクトのあるビジュアルを・・・というイメージがあるかもしれませんが、私はビジュアルはあくまもで補足であり、あくまでも「言葉」で勝負するものだと思っています。

 

パワーワードへ変換する

 

プレゼンの際は、要所要所で使う決め言葉、重要フレーズ、重要単語というものを決め、その言葉を出来る限り強い言葉(パワーワード)に変えていきましょう。

 

パワーワードへの変換例

・ある人を見た ⇒ ある人を「目撃」した

・ビジネスが失敗する ⇒ ビジネスが「破滅」する

・短時間で劇的な変化が ⇒ 「秒速」で劇的な変化が

・スマホマーケティングで成功する ⇒ スマホマーケティングで「歴史」を作る

・必ずやり遂げると決意する ⇒ 必ずやり遂げると「覚悟」を決める常に、「より強い言葉に出来ないか?」を考えていきます。

 

切れのある印象に残る「ヘッドライン」を入れる

 

人を魅了するプレゼンには必ず印象に残る「ヘッドライン」があります。

 

ヘッドラインとは、新聞や雑誌の見出しのことで、広告用語で言えば、キャッチコピーに当たるものです。

 

スティーブ・ジョブスのプレゼンの中には、歴史的名ヘッドラインが登場します。

 

 

ipod:1000曲をポケットに

iPhone:アップルが電話を再発明する

MacBookAir:世界で最も薄いノートパソコン

 

こうした魅力的なヘッドラインは受け手の記憶に残り、プレゼン自体の印象を決めてしまう力を持っています。

 

イメージさせる(「明るい未来」を見せる)

 

魅力的なプレゼンを行う上で私が必ず盛り込むコツは、“受け手に「明るい未来」をイメージさせる”ということです。

 

例えば「受け手がその商品を使うことで、今の悩みが解消され、いかに快適になっているか?」であったり、「その企画を採用することでどれだけ売上げがあがって満足できる状況になっているか?」をイメージさせることです。

 

さらに言えば、「明るい未来を体感させる(自分が既にその未来を手に入れているように感じさせれば)」ことが可能であれば、そのプレゼンは、あなたの「勝ち!」ということになります。

 

「もし仮に」というフレーズを組み込む

 

「もし仮に」・・・この言葉は実にパワフルです。

 

「もし仮に、あなたがこの商品を購入するとしたら・・・」「もし仮に、あなたがこの企画を採用するとしたら・・・」「もし仮に」という言葉を使って明るい未来を語っていきます。

 

ストーリーテリング

 

感情を動かす上で最もパワフルな手法があるとすれば、それは、この「ストーリーを語る=ストーリーテリング」です。

 

これは「イメージさせる」でも使える手法です。ストーリーテリングとは「体験談・事例・比喩(ひゆ:メタファー)」を語る手法です。

 

自分の体験談に限らず、他人、著名人、偉人のものでも大丈夫です。ではストーリーテリングを具体的に見ていきましょう。

 

プロフィールでストーリーを語る

 

あなたのプロフィールを語る場面でストーリーテリングを使ってください。

 

「何故、あなたがこのプレゼンをするに至ったか?(商品をプレゼンするのではあれば、何故、その商品を開発するに至ったか?など)」を語ることで、単なるビジネスを超えたあなたの情熱やミッション、思いを伝えることができます。

 

あなたがここに至った経歴をストーリーとして語るのも有効です。例えば、私の場合であれば、起業セミナーを開催する際は「自分の起業ストーリー」を語っています。

 

「ノウハウ」と「ストーリー」をセットで語る

 

ノウハウとセットでストーリーを語る。これもパワフルな感情を動かすプレゼンのコツです。

 

つまらないプレゼンは、ノウハウを語ることに終始しています。

 

ですが、今、ネット上にはありとあらゆるノウハウが転がっています。私がこうしてご提供しているプレゼンのノウハウも無料で手に入ります。

ですので、ノウハウ自体の価値は相対的に下がっており、「どこかで聞いたようなノウハウだらけ」というのが現状です。

 

では、どこで差別化するのか?それが「ストーリー」です。ノウハウをストーリーとセットで語ることで、そのノウハウの価値が高まるのです。

 

悩み(願望)を知り、共感し、表現する

 

プレゼンの受け手側の「悩み(あるいは願望)」を知る。これはコツというよりも、プレゼンを行う際に一番最初に知っておくべき前提条件となります。

いわゆる「ニーズ」と呼ばれるものです。そのニーズ(悩みや願望)を満たすことがプレゼンの究極の目的と言っても過言ではありません。

ニーズを的確に掴めれば「どんなことを提案すればいいか?」というプレゼンの方向性が明確になります。

 

悩みや願望を的確につかむ方法

 

ニーズを的確につかむにはどうすればいいのか?それはプレゼンの依頼側、受け手側へのヒアリング、これが最も有効です。

“よい答え”を引き出すためには“よい質問”が必要です。ヒアリングの際に是非、抑えておきたい質問は以下の通りです。

 

ヒアリングに有効な質問

・なぜ、このプレゼンを行う必要があるのか?(どんな課題があるのか?)

・その課題が実際に起こっている状況について(出来る限り具体的に)

・今までで一番その課題を感じた時はいつか?

・これまでその課題を解決するために具体的などんな施策を行ったか?

・その結果は?成果が出たこと、出ていないこと

・課題が解決されたときの理想的な状態

 

ヒアリングのポイントは、「抽象的ではなく、具体的な事象を聞いていく」ということです。

とにかく「具体的な情報」を集めていくことが大切です。

 

悩みや願望をいかにプレゼンで表現するか?

 

プレゼンでは「私はあなたの状況をきちんと理解している。あなたの苦労や悩みを分かっている。」という姿勢を相手に示すことが大切です。受け手側への「共感」を示すということです。

「共感」はプレゼンをする際の最重要キーワードのひとつです。人は「共感して欲しい。自分のことを分かって欲しい。

理解して欲しい。」という潜在的なニーズがあります。

 

 

「悩み」の共感&表現例

 

・「あなたはこんなことで悩んでいませんか?・・・(悩みを列挙する)」

⇒ 私には、その悩み、気持ちがよく分かります。

⇒ それは、私自身が、今のあなたと同じような悩みを抱え、苦しんでいたからです。

⇒ それは、私は、あなたと同じような悩みを抱えている方と何人も接してきたからです。

まとめ

 

長々となりましたが、効果的なプレゼンテーションの方法いかがでしたか?皆さんも人前でプレゼンする時はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。最後に私がおすすめするリンク先を掲載しておきますので、ぜひご覧ください。

 

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