宝くじに当たると不幸になる!?
あなたは宝くじにはどのようなイメージがあるでしょうか?
宝くじはジャンボくじだけでも、年末ジャンボやドリームジャンボ、サマージャンボ、オータムジャンボ、グリーンジャンボなど、さまざまなくじが存在します。
他にもジャンボではない一般の宝くじや、ロトなども存在し、高額な当せん金を夢みて、宝くじ売り場に並んででも購入する人たちも数多くいらっしゃいます。
金運が良かったのか、見事高額当選を果たし、多くのお金を手にする人もいらっしゃいますが、なぜかその後の人生は悲惨な末路をたどるという話を、ネットの体験談や関連記事でよく目にします。
一体なぜそのような末路となるのでしょうか?
この記事では宝くじで高額当選した人の、悲惨な末路のパターンを紹介し、そうなる理由を解説します。
【宝くじに当たると不幸になる?】
お給料が右肩で上がらず、預貯金にお金を預けていてもほとんどお金が増えない……ともなれば、宝くじで一攫千金を手に入れたい!と、思ってしまう気持ちもわかります。ただ、あるデータによると、高額な宝くじに当たった人の中で不幸になっている人は少なくないようです。
高額な宝くじが当たり、当選金が払いもどされる際、銀行から「その日から読む本」という冊子が渡されます。
冊子には、高額当選した場合の具体的なアドバイスが書かれています。
例えば、当選金の使い道について、「ローンや借金の返済を優先すること」「当選について知らせる人をリストアップすること」「仕事は辞めないようにすること」「冷静になって落ち着くこと」などが書かれています。
こういう冊子が配られるということは、宝くじが当選した瞬間に舞い上がってしまい、身を滅ぼしてしまうケースが少なからずある証拠といえるでしょう。
【宝くじの高額当選者のその後の生活】
宝くじに高額当選することは、とても幸運なことだと思われるかと思いますが、使い道や周囲への気配りの方法を間違えると、破滅への道へいざなわれる可能性があります。
あなたにとっての来るべき高額当選に備えて、その後の生活の参考情報をお伝えします。
1.仕事を辞めた人は意外と少ない
大きな金額のお金を手に入れると、仕事を辞めて悠々自適の生活をおくろうと思う人は多いようですが、実は以外にも高額当選をしたことによって会社を辞めた人は少ないようです。
さまざまなネット上でのデータをリサーチすると、高額当選したことで会社を辞めた人は0.4%にとどまるとのことです。
公式なデータではないので、どこまで正確な数字かは分かりませんが、たとえ数字にブレがあったとしても、少ないことには変わりがなさそうです。
大金を手にしたことで、お金にストレスがない会社員として働けることが、辞めない理由なのかも知れませんね。
2.友人や知人からの連絡が増える
高額当選をすると、親戚や友人からの連絡が増えるようです。実際に知っている親類から連絡が来ることもありますし、自分の知らない人間が家族だと名乗ってくる場合もあります。
そのため、高額当選をした場合には、誰にも当選の事実を教えない方が良いのです。
銀行が高額当選者に配布するガイドラインの中には、周りに人にいわないように記載されているので、実際に内緒にしていつも通りの生活をしている人もいるようです。場合によっては夫婦間でも秘密にしている人もいるほどです。
いずれにせよ、周りに知られないように注意が必要です。
3.泥棒や詐欺被害にあう
高額当選したことが知れ渡ってしまうと、泥棒被害や詐欺被害にあう可能性もあります。泥棒や詐欺をはたらく人は、「一体どこから情報を仕入れたんだろう?」と驚くほど、情報収集に長けているケースが多いのです。
また、泥棒をしたことがない人が、高額当選の事実を知ったことで泥棒化することもありますので、高額当選をした後は、自宅のセキュリティーを強化しておく必要があります。
詐欺に関しても、巧みな方法で近寄ってくる可能性があります。振り込め詐欺や投資話しを持ちかけた詐欺などが常套手段なので、その類の内容には気をつけましょう。
4.投資の失敗や浪費で全てを失う
投資の失敗や浪費で全財産を失うケースも多々あります。たとえば、宝くじに当たると、住宅ローンの完済にあてる人がいらっしゃいます。
ここまでなら資金効率が良くなるのですが、その後、高級住宅に引っ越したり、高級車に乗り換えたりして浪費がかさみ、気がつけば借金生活となるケースが多いのです。
それを証明するかのように、ネット上では高額当選者の破産率の高さがささやかれており、サイトによって7割から9割だと紹介しています。
投資に使う場合も、最初は少しの損だったのが、取り返そうと思って結局当選金を使い果たすということがあります。高額当選した場合には、支出が大きくならないように注意が必要です。
【宝くじの当選確率】
そもそも宝くじって当たらないですよね?
年末ジャンボ1等の当選確率は1000万分の1以下だそうです。
宝くじがなかなか当たらないのは、スバリ、宝くじの「控除率」がとても高いからです。
控除率とは、宝くじや競馬、パチンコなどの主催者(胴元)の取り分のことです。この取り分、宝くじは、なんと「55%」もあるのです。
つまり、最初から主催者の都道府県や政令指定都市に半分以上、持っていかれているというということです。
ちなみに、この控除率は競馬だと「25%」くらい、パチンコ・スロットだと「10%」くらいです。
ギャンブルを推奨するわけではありませんが、控除率だけみれば、宝くじよりも、競馬やパチンコをやる方がまだよいかもしれませんね。
それに、競馬やパチンコは分析をしたり、経験を積んだりすることで勝てる確率は上がっていきますが、宝くじは、基本的に攻略法はありません。また、銀座の宝くじ売り場の例のように、少しでも当選しやすい売り場で買いたいと思う人も多いと思いますが、これも気休めといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
宝くじで高額当選をするのは、奇跡的な確率ということができます。
しかし、せっかくそのような確率で当たったにも関わらず、
不幸になってしまっては悲しすぎますよね?もし当選したら、不幸になる人のパターンを知った上での対処が必要です。
そして、当選金額に相応しいマインドを身に付けれるように、心理学の本で勉強しておくこともおすすめします。