出会い系の歴史
管理人おすすめサイト
皆さんは今の彼女や奥さんとはどこで出会いましたか?今ではネットの普及で様々な出会い方が可能になりました。
『出会い系』と聞くとマイナスなイメージを持つ方も多いと思います。そこで、今回は出会い系の歴史がどのように変化してきたのかをお伝えしたいと思います。
1990年後半~2000年頃の出会い系
それまでテレクラやツーショットダイヤルが主流だった出会い業界ですが、携帯電話の登場とiモードの普及により、インターネットを活用した掲示板サイトが誕生します。
中でも、今の出会い系サイトの礎とも言えるのが「スタービーチ」です。実際に利用したことはなくても、名前だけは聞いたことがある、という人も多いのではないでしょうか。
スタービーチは無料かつ会員登録が不要で利用できることから、主婦やサラリーマン、大学生 OLなど、ありとあらゆる層に人気を博し、爆発的にヒットしたサービスとなりました。
スタービーチは当時、画期的なサービスであったことに間違いありませんが、何よりも”本当に会える”というのが人気の理由でした。
噂が噂を呼び、多いときで月間で4.5億アクセスもあったそうです。パケット定額サービスも無く、通信料を気にしながら利用していた人も多かった時代に凄い話です。
しかし、人気が出ると共に未成年の少女による援助交際や売春の場として使われるようになり、やがて社会問題へと発展します。
今でこそ当たり前ですが、当時のガラケーには、未成年による有害なWebサイトへのアクセス制限をするフィルタリング機能がありませんでした。また、出会い系サイトを取り締まる法律もありませんでした。つまり、なんでもありの時代だったわけです。
結局、衰退の一途を辿ったスタービーチは閉鎖。出会い系サイト規正法が制定されるきっかけとなりました。ちなみに今現在もスタービーチを名乗るサイトやアプリはありますが、どれも本物ではありませんのでご注意下さい。
2000年頃~2010年頃の出会い系
2000年頃からスタービーチの後釜を狙った出会い系サイトが次々と誕生します。今老舗と呼ばれる、ワクワクメールやハッピーメール、PCMAXなどが誕生したのもこの頃です。
携帯電話の進化と共に出会い系業界も急成長を遂げますが、サクラを使った悪質な出会い系サイトや迷惑メールが問題視され始めます。
援助交際の問題と相重なり、世間の出会い系に対する悪質なイメージが定着しました。
出会い系サイトが社会問題化する中、平成15年に出会い系サイトに関する法律が初めて制定されます。
それが「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」、いわゆる出会い系サイト規正法です。
出会い系サイト規制法により、事業者は出会い系サイトの開始に際し届出が必要となりました。平成21年には利用者の年齢確認が義務化され、取り締まりは一層強化されることになります。
規制の強化や、イメージの低下による影響で出会い系業界が下火になった一方で、盛り上がりを見せたのがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。
モバゲーやGREE、mixiなどが当時の代表的なサービスです。日記やゲーム、アバターなど様々コンテンツがありながら、ユーザー同士がコミュニケーションを取る機能を有していることから、実際は出会いの場として使われることも多かったのも事実です。
2010年頃~2017年(現在)の出会い系
2007年のiPhoneの発売を皮切りに、携帯電話はガラケーからスマホの時代へと突入します。スマホの普及と共にアプリの利用者が増えると、出会い系各社もこぞってアプリへとサービスの手を広げていくことになります。
ユーザー間のやりとりが楽で早くなるなど利便性は高く、出会い系はサイトよりアプリでの利用を選ぶ人が増え始める一方、新たな出会いの形を提供するサービスが誕生します。
Omiaiやタップル誕生など、いわゆるマッチングアプリと呼ばれるサービスです。マッチングアプリは恋活アプリとも呼ばれ、それまでの出会い系に対するネガティブなイメージを払拭し、多くの女性ユーザーに支持されるようになりました。
中でもPairs(ペアーズ)は、サービス開始から2年も経たずに会員数が百万人を突破するなど、破竹の勢いで今も成長し続けているアプリです。Facebookのアカウント認証を導入したことにより、ユーザー間の不信感を無くしたのも成功した要因のひとつです。
出会い系サイトのメリットとは?
出会い系サイトは怪しいイメージが先行しがちなのですが、みなさんが思っているほど危ないサイトではありません。
利用方法や正しい使い方を知っておけば、危ないことに巻き込まれる可能性はないですし、素敵な出会いもみつかるので今の生活がさらに楽しくなるはずです。
ここで出会い系サイトを利用することのメリットをいくつかご紹介します。
1.いろんな人と出会うことができる
出会い系サイトでは出会いの可能性が無限大にあります。
幅広い年齢層、居住地、職業の方が登録しているので、自分が理想とする相手をさがすこともかんたんにできてしまうのです。
例えば普段会社で働いている人で、医者やパイロット、経営者の人と出会える機会はまずないですよね?
または「イケメンと付き合いたい!」と思っていても身の周りですぐ見つけるのも難しいかったりします。
そういった細かい希望や理想も出会い系サイトならいくらでもみつけることが出来てしまいます。
2.周りにバレることなく探すことができる
例えば普通の恋愛ではなく、もっとディープな恋愛を探したい場合友達に相談したりするのは気が引けてしまいますよね。
または自分より年齢の高い人と出会いたい人や共通の趣味友達が欲しいけど人にはバレたくないようなマニアックな趣味だったりすると、できるだけまわりの人に知られないように探したい人もいるかと思います。
出会い系サイトを使えば友達や会社の人にバレる心配はまずありません!
またお互いに知らない人同士で接点がないため、周りの人がつながっている可能性も極めて低いです。
誰にも内緒で出会いを探したい人にとってはとても便利なサイトなのです。
3.婚活サイトとしても探すことができる
出会い系サイトは様々な目的で出会いを探している人もいますが、中には結婚相手を探したいという理由で登録している人もいます。
普段仕事が忙しくて出会いの場が少ない人や、年齢的に自分の周りで結婚相手を見つけることが難しい人は出会い系サイトで結婚相手を探している人が多いようです。
4.アダルトな目的でも探せる
恋活アプリなどにはないメリットでしょう。
普通の恋愛ではない少し特殊な関係を希望している人のことです。
例えばセフレ、不倫相手、愛人、浮気など日常生活ではバレたくないような内緒にしておきたい関係を探す目的で利用している人が多いです。
特に不倫相手を探したい人にとっては、そういった人だけが集まるような掲示板もあったりするサイトが増えているので便利なのでしょう。
恋活アプリでは一切禁止されているので、既婚の男女は出会い系サイトの利用率がとても高いです。
出会い系サイトのデメリットとは?
ここまで出会い系サイトのメリットについてお話してきましたが、決していいところばかりではありません。
注意して欲しいデメリットもあるのでいくつかご紹介していきます。
1.サクラや業者の存在が多い
出会い系サイトを利用する上で最も注意しなければならないのがサクラや業者の存在です。
女性の場合はこのような人達に遭遇することはまずありませんが、女性会員として登録していることが多く、男性はこれに警戒心を持っているので最初はどの女性に対しても半信半疑であることを知っておいた方がいいでしょう。
女性の場合は詐欺やナイトワークへ勧誘しようとする男性がいますので、すぐに会いたがる人や歓楽街の近くなどで待ち合わせをしたがる人には注意です。
また純粋な恋愛を装ってヤリ逃げを目的としている人もいるので会うまでは慎重にならなければなりません。
2.顔写真がない分ウソも多い
恋活アプリではほとんどの人が顔写真を掲載しているのですが、出会い系サイトの場合は載せてない人がほとんどです。
むしろ載せている人はサクラや業者だという認識が男性のなかにはあります。
これは恋活アプリはFacebookと連動しているため個人情報の特定ができるのに対して、出会い系サイトは本人かどうか確認ができないためウソをついている人も多いからなのです。
わたし自身も実際に出会い系サイトを利用してかなりの数お会いしましたが、「あれ?顔写真に載せてる人とちがう」というケースが何回もありました。
まとめ
出会い系の歴史に関していかがでしたか?悪いイメージばかりではなく、現在は実際に出会い系を通じて結婚したというケースも増えているのが現実です。皆さんもいろんな方法を用いて最高のパートナーとの出会いがあるといいですね。最後にわたしがおすすめするリンク先を掲載しておきますので、ぜひご覧ください。
管理人おすすめサイト