初心者におススメの犬種
犬を飼うのが初めての方は、小型犬から選ぶとスムーズです。
もちろん大型犬や中型犬も室内で飼うことは問題ありませんが、マンションやペット可の賃貸の場合でも、動物の大きさの規制が設けられていることがあり、中型犬・大型犬は飼えないことがあります。
初心者でも飼いやすい犬の特徴
犬を飼うときに気になることは、臭いや抜け毛、声の大きさ、 しつけなど様々です。飼いやすい犬を選ぶためには、見た目の好みだけでなく、抜け毛や無駄吠えが少ないなど犬の特徴を確認した方が良いでしょう。
例えば、臭いは シャンプーである程度抑えることができますが、どうしても気になる場合は比較的臭いが少ない 犬種がおすすめです。
しつけのしやすさは、賢い犬やおだやかな性格の犬など種類によって異なります。また、室内飼いする場合はどれくらいの大きさに成長するかも重要なポイントです。
飼育環境や生活スタイルに合わせて飼う犬を選ぶようにしましょう。
飼いやすくておすすめな犬
トイプードル
性格・特徴
- 家族に対する愛情が深くよく懐きやすいです。
- 好奇心旺盛で運動能力も抜群です。
- プードルの中でも賢い犬種ですが、ストレスが溜まるといたずらをすることがあります。
トイプードルは頭が非常によく、体力もあるために毎日の散歩や室内での遊びが必要です。抜け毛が少ない犬種でもあるため、アレルギーの方も飼いやすいと言われています。ただ、カールが絡まりやすいので、毎日ブラッシングしてあげましょう。
ミニチュアシュナウザー
性格・特徴
- 警戒心が強く吠えることがありますが、訓練によってコントロールすることが可能です。
- 主従関係を築くことで飼い主への忠誠心を強く持ちます。
- 好奇心旺盛で活発で運動が大好きです。
ミニチュアシュナウザーは、活発で従順です。頭脳明晰で飼い主や家族の行動をよく観察しているので、状況にあわせた行動ができます。また、トイプードルと同じで抜け毛が少ないですが伸びやすいので毛玉になりやすいです。ブラッシングをこまめにやってあげましょう。
チワワ
性格・特徴
- 保守的なので家族以外の人に対する警戒心が強く、番犬に向いています。
- 甘やかしすぎると、頑固で社会性が低くなるので注意しましょう。
- 家族で飼う場合は、特定の人だけに懐くのを避けるため全員でしつけをするのがポイントです。
毛色は大変豊富で、毛の長いロングコートチワワと、短いスタンダードがいます。散歩は必要ないと売られていることもありますが、毎日の散歩はストレス解消にもなるので絶対必要です。
ミニチュアダックスフンド
性格・特徴
- 明るく活発で、運動量の多い遊びが大好きです。
- 猟犬として活動してきたことから穴を掘る習性が残っていることもあります。
臭いも少なく、聡明で勇敢な犬種です。チワワと同じで毛が長いロングコートと短いスムースタイプがいます。長毛の子はブラシをていねいにかける必要があります。ミニチュアダックスの一番注意が必要なのは、胴が長いため腰に負担がかかりやすいこと。高いところから飛び降りるなど、無理な運動はしないように気遣ってあげましょう。
ヨークシャ・テリア
性格・特徴
- 主人と認めた相手を深く信頼します。
- ストレスがたまると無駄吠えをするので、信頼関係を築けるようにスキンシップを取りましょう。
もともとはネズミの狩りをしていた犬種が入っているためか、大変元気のある機敏な犬です。性格は明るく、頭の良い犬種で良きパートナーになってくれます。抜け毛はほとんどありませんが、細くて絡まるので毎日のブラッシングが必要です。
マルチーズ
性格・特徴
- 明るくて頭がよく、飼い主への忠誠心があります。
- 温厚で落ち着きがあり、他の犬との接し方も上手です。
愛情が深く、活発で陽気なため小さなお子さんにも良くなつきます。マルチーズと言えば、白くて長い毛です。このキレイな被毛を維持するためにケア方法にも一工夫してあげてください。
シーズー
性格・特徴
- おおらかで社交的なので、子どもや他の犬にもフレンドリーに接します。
- 穏やかな性格ながら遊ぶのも好きで活発です。
- 頑固な一面があるため、間違えたことを覚えさせないように注意しましょう。
人間だけでなく他の動物にもフレンドリーで、愛玩犬としてピッタリです。ただちょっと頑固な一面もあり、高貴な犬として飼われていた名残かもしれません。被毛は伸びてくるので、定期的にブラシしてあげましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
飼い主さんのライフスタイルによっては、長時間の散歩や運動が難しい場合もありますし、高齢の方では、活発な大型犬に引っ張られてしまうこともあります。家族構成やライフスタイルを合わせて考えて、ご自分にとって飼いやすい小型犬を見つけてください。
また、犬は衝動買いをしたり、気まぐれで飼ったりするものではありません。犬の生涯に責任を持ち、最期まで面倒を見るという気持ちが大切です。
犬を飼う上では健康面への配慮も大切なので、事前にかかりつけの病院を見つけておきましょう。