日本の武道7選

日本には様々な武道があり、中には海外でも多くの選手が活躍しているものもあります。

日本の武道は現在スポーツとして発展していますが、かつては戦闘で使われる技術として活用されており、」中身もより実践的なものが多かったといいます。

平和な時代に入ると武道は肉体だけでなく精神を鍛えるためのものとして発展するようになり、時代が進み第二次世界大戦後にはGHQによってよりスポーツとしての側面が強調されるようになりました。

今回は、武道協議会に認定されている武道7種類をご紹介します。

日本の武道

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1.柔道

日本の武道の中でも、柔道は海外選手が多く活躍している武道です。

元々は戦場で武器が無くなったときに相手を無力化するための柔術をスポーツとして行えるようにルールなどを設けたもので、試合中危険が少なくなるよう配慮されています。

柔道は自分の重心を動かさず、相手の体勢を崩すことが重要なポイントで、うまく相手の重心を動かして体勢を崩すことによって、体格が小さな人でも大きな人を簡単に投げることが出来るようになります。

そのため体格が小さな日本人選手も海外の大きな選手と戦うことが出来、世界大会でも上位に入賞しています。

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2.相撲

相撲は日本の国技とも言われる非常に歴史の古い武道です。

1500年以上の歴史があるといわれており、当時の歴史が書かれた本などでも相撲についての記述が確認できます。

はじめはお祭りの儀式として行われていましたが、時代が進むにつれてまわしをつけて土俵の上で相撲を取る現在のスタイルが生まれ、相撲を職業とする力士が生まれました。

そして日本を語る上ではずせない文化として発展していきました。

相撲の競技内容は倒れるたり土俵から出たら負けというシンプルなものですが、そこには多くの技術が求められる競技となっており、非常に見応えがあります。

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3.空手道

空手道は空手とも呼ばれており、沖縄の先住民族の間で伝わった拳法や中国拳法、日本古来の武術が混ざり合って生まれたといわれています。

パンチやキックといった打撃を中心とした技が主体となっており、海外でも空手を習っている方がたくさんいます。

日本で伝わったのは比較的遅く、新しい武道といわれていますが、競技人口は多く、空手の技などの技術については様々な流派が存在します。流派を作った創設者の違いで構え方や技の出し方など、細かい違いがあるので、試合を観戦する機会があれば、そうした違いに注目してみてください。

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4.剣道

日本といえば日本刀が有名ですが、日本刀を扱う剣術をスポーツとして新たに練り直したのが剣道です。

実際の日本刀ではなく、竹を使って作った竹刀という競技用の刀を使って、頭や手、腰といった部位に攻撃を当てることを目標とします。多くの日本の武道と同じく、精神面の成長を目的としたスポーツという意識が強く、試合が始まる前と後には対戦相手に頭を下げる、勝利したときも喜びを見せる動きをしないなど、礼儀に関係するルールが非常に多いのが特徴です。

こうしたルールが多いのは、武士道を求める日本人らしい点といえるのではないでしょうか。

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5.弓道

日本の戦場では日本刀が使われていたイメージがありますが、他国の戦争と同じく日本でも弓矢が広く使われていました。

アーチェリーが競技化したように、日本でも弓道が弓を使ったスポーツとして考案され、現在に至るまで続けられていますが、アーチェリーとは様々な違いがあります。

例えば使う弓は照準なども無い非常にシンプルなもので、まともに的に当たるようになるまでにはより長い時間が必要となりますし、ルールも弓道のほうが礼儀に関するルールが多いなど、精神を鍛えるものという側面が強いです。

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6.合気道

合気道は柔道と同じ武道から派生した競技で、相手の力を利用して倒すという特殊な武道です。

相手を直接攻撃するための打撃技は一切存在せず、投げ技で相手を転ばせる、固め技で関節の自由を奪うといった相手を傷つけずに動きを止めるなど、力が無い方でもやり方さえ学べば力の強い人の自由を奪うことが出来ることから、心身を鍛えるためだけでなく、護身術としても人気を集めています。

そのため女性が学ぶことも多く、合気道の道場では多くの女性が技を磨いています。さらに健康法としても注目されており、年齢や体力にかかわらず気軽に参加できる武道としても人気です。

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7.なぎなた

日本の武道は男女問わず多くの選手がいますが、元々は男性が行うものとされていたため、女性の競技人口がほとんど無い競技も珍しくありませんでした。

そんな中でも多くの女性が学んでいたのがなぎなたという武道で、元々女性のための武道として考案されたといいます。

なぎなたは長い棒の先に刃物が付いた武器で、元々は戦場で使うものとして考案されましたが、その後は槍が使われるようになったため、あまったなぎなたを女性に持たせて、いざというときの備えとして技術を学ばせたのがきっかけに生まれたといわれています。

近年では海外でも紹介されるようになり、世界大会も開催されています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本の武道について解説していきました。

日本の武道には様々な種類があり、いずれも心と身体の療法を鍛えることが出来る、非常にやりがいのある競技となっています。

人気のある競技は海外でも教室が開かれるなど、多くの選手が育っているので、興味がある方はぜひ一度チャレンジしてみてください。

 

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