果物の力

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手にとって簡単に食べられる果物は、昔から人間にとって手軽に摂れる栄養源です。
現在日本では果物の摂取量が低下しているといわれていて、1日に1度も果物を食べない人も少なくないようです。

その理由として「果物の甘味やカロリーが気になる」「外食・偏食傾向がある」「面倒くさい」などがあるようです。
しかし、果物にはカロリーは少なく脂肪分もほとんど含まれず、

また果物に含まれる糖質はエネルギーとして変換されやすいのです。
果物はビタミンやミネラルは豊富で、植物繊維や体に必要な酵素も多く含まれています。
昔から「朝の果物は金」といわれています。

胃腸の働きが十分ではない朝に果物を食べると胃腸は活発に働き消化吸収もよくなります。
食欲の出ない朝でも果物を食べることによって体や脳が活性化しますので、手軽に摂れる果物をぜひ、食べるようにしましょう。

今回は果物の栄養素や効果について説明していきます。

 

【果物に含まれる栄養素】

フルーツは、果糖などの糖類の存在により、ダイエット中は敬遠されやすいですが、健康や美容に役立つ栄養素が豊富で、高い効果が期待できます。
続いては、フルーツにはどのような栄養素が含まれていて、どんな効果が期待できるのかをみていきましょう。

 

◆ビタミン類
果物といえば、ビタミンCが代表的な栄養成分です。
ビタミンCには、抗酸化作用があり、有害な活性酸素から体を守る働きにより、動脈硬化や心疾患の予防が期待できます。さらに、コラーゲンを生成して、肌の健康を保ったり、鉄の吸収を良くしたりします。

 

ほかには、疲労回復効果や代謝を高める効果のあるビタミンB群、目の健康を保つ効果のあるビタミンA、動脈硬化など生活習慣病を予防する効果が期待できるビタミンEなど、さまざま効果のあるビタミン類を果物から摂ることができます。

 

◆ミネラル類
果物に含まれるミネラル類の代表は、カリウムです。
体内の余分なナトリウムの排泄を促がすことで、高血圧や脳卒中などの脳血管疾患を予防する効果が期待できます。

 

◆食物繊維
果物には、水に溶けにくい不溶性食物繊維と水に溶けやすい水溶性食物繊維の両方が含まれていて、便秘の予防、解消に効果的です。
さらにコレステロール値や血糖値の上昇を抑える効果も期待できます。

 

◆有機酸
果物の爽やかな酸味のもとは、クエン酸、リンゴ酸などの有機酸です。
疲労回復効果や貧血の予防効果などがあります。

 

◆ポリフェノール類
果物の色や苦みなどの成分で、フラボノイド類やカテキン類などに代表されるポリフェノールが豊富に含まれています。
有害な活性酸素を除去し、生活習慣病等の予防やアンチエイジング効果に優れています。

 

【果物のメリットデメリット】

フルーツには、豊富な栄養素が含まれており、健康増進や疾病予防、アンチエイジングなどに役立ちます。

では、フルーツを食べるメリットとデメリットを説明します。

 

果物を食べる3つのメリット

1. ボリュームのわりに低カロリーなので満足感が得られる
フツーツは、水分と食物繊維が豊富なうえに、脂質がほとんど含まれていないので、ボリュームのわりに低カロリーです。

たとえば、グレープフルーツ1個(210g)あたりのカロリーは約80kcal程度。
ショートケーキ1/4個分のカロリーでグレープフルーツをまるごと1個食べることが出来るので、ダイエット中の間食にすれば、十分な満足感が得られます。

 

2. ダイエット中に不足しがちな栄養素を効率的に摂れる
ダイエット中は食事量の制限があるので、栄養素のバランスが崩れやすくなります。

フルーツは、エネルギー当たりのビタミンCやカリウム、食物繊維などの含有量が多いため、不足しやすい栄養素を効率的に摂ることができます。

また、甘いものが食べたくなった時でも、フルーツを冷やして食べれば、果糖の甘みがより強く感じられるので、少ない量でも十分な甘みを得られます。

 

3. 他の甘いものに比べて、血糖値上昇が少ないので、太りにくい
フルーツの糖類は半分以上が果糖なので、砂糖を使った洋菓子や和菓子などと比べると、急激な血糖値の上昇を抑えられます。

血糖値を下げるために分泌されるインスリンは、血液中の糖を脂肪に変えて体に蓄える働きがあります。
血糖値の上昇が緩やかであれば、インスリンの分泌も抑えられるため、太りにくくなります。

 

果物を食べる2つのデメリット

1. 果糖など糖類を摂りすぎると中性脂肪がつきやすい
前述したように、果物を食べすぎると果糖などの糖類が肝臓で中性脂肪に合成されます。
果物は、適量(1日あたり200g程度)を食べていれば、メリットが多いですが、糖質量の多い果物を過剰に食べ続けると肥満になりやすいデメリットがあります。

 

2. 手間とお金がかかる
果物は、種類によっては、皮をむいたり切ったりする手間がかかったり、価格が高かったりするため、手軽さに欠けるというデメリットがあります。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は果物の効果とメリットデメリットについてまとめました。

いいこともたくさんありますが、食べすぎは要注意なので、気をつけましょう。

 

 

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