家でできるストレス発散方法
仕事やプライベート、人間関係によって溜まるストレス。ストレスを溜め込みすぎると、イライラしたり気分が落ちてしまったりと、精神衛生の上でもよくありません。
また、人によっては頭痛や肩こり、不眠など、体的に影響を及ぼす場合もあります。
ストレスによってモチベーションが下がることで、パフォーマンス自体が落ちてしまうことも…。
そうならないためにも、日頃から上手にストレスを発散していくことが大切です。
今回は、自宅などでできるストレスを発散する方法をご紹介します。
【ストレスの原因】
そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。
外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。
つまり、日常の中で起こる様々な変化=刺激が、ストレスの原因になるのです。
進学や就職、結婚、出産といった喜ばしい出来事も変化=刺激ですから、実はストレスの原因になります。
【自分のストレスサインを知っておきましょう】
ストレスを受けることで、体調をくずすだけでなく、気持ちが不安定になることは誰でも経験することです。つらくて食欲がない、気持ちが落ち着かなくて眠れない夜を過ごすこともあるでしょう。
こうした症状があるからといって、こころの病気というわけではありません。しかし、こうしたサインが出ていながら、これまでと同じようにストレスを受け続けていると、こころも体も悲鳴をあげて、さらに調子をくずしてしまいます。そして、こころの病気にかかってしまうこともあります。
【ストレスサインに気づいたら、早めのセルフケアが大切】
こころの健康を保つのも、体と同じように早めの対処が大切です。たとえば、気持ちが落ち込む、イライラする、眠れない、食欲がない、疲れやすいといったとき、早めのセルフケアが必要です。
また、その人特有のストレスサインもあるでしょう。たとえば、疲れるといつも歯が痛くなる、腰に出てくる、耳鳴りがするなど、自分特有のストレスサインを知っておくことも大切です。
そして、気づいたときには、十分に休息をとり、気分転換をするなど、早めにセルフケアをするようにしましょう。
【具体的なストレス発散方法】
1.瞑想してみる
ストレスの主な要因は考えすぎること。日常生活によくありますよね。
仕事で忙しい毎日に考えることも多くなってくるかと思います。
特に一つの悩みにフォーカスしてしまうと、想像でさらに肥大してきて、余計にストレスになってくるものです。
ウェルネスの専門家で、Stop, Breathe & Thinkの共同創設者のJamie Priceさんは「瞑想は、心を落ち着かせるためにも、気分をあげるためにも、一番効果的だ」と説明します。
2.ウソの笑顔でOK、まず笑うこと
心から笑えるまで、ひたすら笑顔を作りましょう。
一般的には、無理やり感情を作ることは、良いことではないとされています。
研究によると、たとえ本心ではおもしろくないと思っていても、「作り笑い」を続けることで、脳が幸福感を覚えるようになるとのこと。
これは、短い時間で緊張をほぐすことができるし、自分だけではなく周りにも良い影響を与える可能性があります。
3.デジタルから距離を置く
テクノロジーには、賛否両論があります。
Instagramは素敵だし、Twitterはとても楽しい。世界中と無限に繋がれることは楽しいけれど、でもすべてが良いこととは言い切れません。
確かに、期日までに提出しなければいけない書類をでPCで叩くこともありますが、期限に追われてストレスも最大限になる前に、デジタル機器から小休憩してみてください。
すべてのソーシャルメディアのアカウントをログオフし、ラップトップから距離を置いてみてください。
とりあえずやってみましょう。
4.ガムをかむ
ストレスを感じてしまう状況にあるときならガムを噛むこと。
不安な気持ちを落ち着かせることができ、前向きな気持ちになれるのです。
仕事中にガムを噛むことは、時と場合によってあまり良い印象を与えません。
だから、難しいという人もいる思います。
でも、友達といるとき、一人でいるときにでも、気兼ねなく試せる方法です。
5.家事をする
普段からやり慣れていることをするのは、ストレスを軽減するのにとても良い方法です。
もし、何か精神的に追い込まれるようなことがあるのなら、気を紛らわすために家事をしてみましょう。
例えば、キッチンを掃除したり、ゴミ捨てに行ったり。とにかく、身の回りを整えるようにしましょう。
職場にいるときなら、ランチ休憩を使ってちょっとした用事や買い物などです。
トイレに行くために外に出るのも良いと思います。
小さなことでもカラダを動かすことを意識すれば、心を落ち着かせるきっかけになるからです。
まとめ
いかがでしょうか?
ストレス発散方法について解説していきました。
日本はストレス社会と言われているだけに日々ストレスが溜まりやすい環境だと思います。
ぜひご自身のストレスと上手く付き合っていきましょう。