今流行りのスマートスピーカーとは
【スマートスピーカーとは】
スマートスピーカーとは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタントを利用可能なスピーカーで、AIスピーカーとも呼ばれます。
現在、多くの人がインターネットを介して音楽鑑賞や調べ物、買い物といったサービスを利用していますが、スマートスピーカーでは、そうしたサービスを、PCやスマートフォンなどを介することなく、「音声」のみで操作できます。
AIアシスタントは近年スマートフォンに搭載され、ちょっとした操作や調べ物などに利用できますが、画面をタッチしたり、キーボードを叩いたりするよりも速く、手軽に目的を達成することができるというメリットがあります。
スピーカーがそうしたAIアシスタントに対応することで、「リビング」や「寝室」といった日常生活の場においてAIアシスタントの活用が広がっていくと予想されます。
【スマートスピーカーができること】
現在販売されているスマートスピーカーでできることは、以下の通り。
- 音楽再生
- スケジュール管理
- メール操作
- ニュースの読み上げ
- 動画再生
- ショッピングサイトとの連携
- 家電の操作
- 書籍・サイトの読み上げ
- 調べもの
スマートスピーカーでできることには、基本的に「音声」と「インターネット」を利用します。
スマホやタブレットでできることが音声で操作できるので、さらに直感的になるようなイメージです。
全てハンズフリー操作なので、荷物を持っているとき・子供の相手をしているとき・手が汚れたり濡れていたりするときにとても便利。スマートスピーカーのAIアシスタントが、あなたの手足となって代わりにやりたいことを叶えてくれます。
【スマートスピーカーでできないこと】
スマートスピーカーにできることを解説してきましたが、もちろんスマートスピーカーにはできないこともあります。
それは、複雑な質問には答えることができないということ。
なぜなら、スマートスピーカー(AI)の返答は、インプットされている情報やインターネットでの検索結果に基づいているためです。
意見や思考が少しでも入るものや、もの・こと同士の比較検討、明確な事実であっても長めの質問などには対応できません。
例えば「1+1は?」には答えられても、「1+1と1+2はどちらが大きい?」という質問には対応できないというようなイメージです。
AIの進歩により、スマートスピーカーにできることは今後も増えていく見込みですが、まだできないこともあるということは知っておきましょう。
【スマートスピーカーを選ぶポイント3つ】
プラットフォームで選ぶ
スマートスピーカーには様々なプラットフォームがあります。それぞれに特徴があるため、ご自身のニーズに合ったプラットフォームを選ぶことをおすすめします。
Amazonプライム利用者ならAmazon Alexa
Amazon Alexaは、現時点でショッピングが可能なプラットフォーム。音声対話だけでAmazonでお買い物をすることができます。プライム会員は100万曲以上の音楽が再生できるなど、何かと嬉しい特典がたくさん。Amazonプライムをよく使う方は、様々なサービスが利用できるためAmazon Alexaをおすすめします。
賢すぎる!Googleアシスタント
Googleアシスタントは、音声認識の性能も高く、質問への返答も正確性が高いことから『最も賢いアシスタント』という評価も。Googleサービスとの連携も可能なため、スマホやパソコンでサービスを利用しているのであれば、Googleカレンダーを共有することが可能です。Google社以外のスマートスピーカーにも搭載されています。
家族で使用するならLINE Clova
LINE社のスマートスピーカーのプラットフォームがLINE clova。LINEを使用している方なら、メッセージのやり取りや無料通話を簡単に行うことができます。赤外線リモコン機能で音声での電源オンオフが可能。童話や昔話の読み上げ機能があるので、小さいお子様がいるご家庭では必ず重宝します。発話能力が非常に高性能なので、お子様のお相手に最適です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はスマートスピーカーについて紹介していきました。
スマートスピーカーにできることは、あなたの手足となってインターネットや家電を操作すること。
手がふさがっている時や時間がない時も直感的に音声操作できることで、暮らしの中の小さな手間を減らせます。
ただし、できることが多い反面、まだスマートスピーカーやAIには対応しきれないこともあります。