支出改善施策を講じてどれだけ改善できるかvol.8

このシリーズでは支出改善策を講じてどれだけ改善できるかに挑戦する企画です。

vol.8では、趣味嗜好をどれだけ改善できるかに挑戦していきたいと思います。

 

皆さんにはどんな趣味がありますでしょうか?

どんな嗜好を楽しんでいらっしゃいますでしょうか?

 

人それぞれ趣味や嗜好があります。

それ自体は誰にも否定する権利も何もありません。

 

しかし、もし今の自分自身の収支において趣味嗜好の割合がかなりのウェイトを占めているとしたら、少しでも改善させていくべく、趣味嗜好を見直してみることは一つの手なのかもしれません。

 

自分自身、多趣味な人間でもあったので、たくさんの趣味嗜好に時間やお金を費やしていました。

それこそ、独身貴族といわれるくらいに、消費のほとんどがこの趣味嗜好に対してでした。

 

平日は、ジムや飲みに行き、まっすぐ家に帰ったことはほとんどありませんでした。

休日は、朝から晩まで外で遊びまわり、ほとんど家にいることがありませんでした。

 

また食べたいものを食べたいだけ食べていました。

お酒も飲みたいだけ飲んでいましたし、何も考えずに煙草を吸いまくっていました。

それでも、特に何か影響があるわけではなかったので良かったんです。

 

しかし、あるとき、ふとこれは際限がないということに気づいたんですよね。

人間というものは欲深いもので、手に入るものがあれば何でも手に入れたくなります。

そうすると、あれもこれも欲しくなって、どんどんそれはエスカレートしていきます。

 

しかし、ふと気づくと、手元には何も残っておらず、

ただ、無駄に浪費した時間とお金しかそこになかったりするんですよね。

 

ある程度の満足感はあるのですが、その満足感ももっともっとと、エスカレートしていってしまうため、結局満たされずに、また次を求めてしまいます。

 

この人間の性質に気づいたときに、この無限ループから抜け出さないといけないなと強く感じるようになりました。

 

そのときから、趣味嗜好を増やしていくのではなく、減らしていく努力を始めました。

そうすると、如何でしょうか?

満足度が下がるどころ、満足度は上がっていったんですよね。

 

どういうことか。

一つ一つの趣味嗜好から得られる満足感をもっと受け取ろうと、

しっかり向き合うようになったんですよね。

このことに気づいたときから、積極的に趣味嗜好を手放す活動を始めてみました。

 

まず、煙草をやめました。

過度に食べることをやめました。

ゴルフやスノボーなど、趣味を一つずつ減らしていきました。

こうやって、満足感の低いモノや、自分にとってマイナスに作用するものから

手放していきました。

 

そうすると、意外にも自分自身にとって必要だった趣味嗜好って、

たった数個しかなかったんですよね。

 

皆さんの趣味嗜好は如何でしょうか?

結局のところ、趣味嗜好とは自分自身の人生の満足度をアップさせるためにあるのだと思います。

しかし、その満足度もある一定の水準を超えると横ばいになり、

それ以上はむしろ満足感も含め自分自身を下げる結果にしかなりません。

 

ぜひこれを機に、趣味嗜好を手放す活動を始めて頂き、

それによって浮いたお金をもっと自分自身が豊かになることに使っていただければと思います。

 

ちなみに自分自身は煙草をやめただけで、

仮に二日に一箱だったとして、一箱500円で計算すると、

年間500円×180箱としても、約10万円の収支改善に成功しました。

 

ゴルフやスノボーなども、一回行けば1~2万飛んでいました。

仮に月に2回ずつ行ったとして、数十万の収支改善になります。

 

人によって、改善できる額に幅はあるかもしれませんが、

効果はあるかと思いますので、ぜひご参考にして頂ければと思います。