何故、転職活動すべきなのかvol.6
皆さんはご自身のキャリアプランをどのようにお考えでしょうか?
今後、どんな働き方をしていこうとお考えでしょうか?
ご自身の人生全体を考えたときに、仕事や家庭が中心となって、
日々の生活は構成されていきます。
その二大巨塔ともいえる仕事と家庭。
特に仕事は、生きていく上で必要な収入を稼ぐためには、
必要不可欠であり、欠かせない存在です。
そして、一日の中で最も時間をかけるものですから、
ご自身にとってベストな仕事を選択することは心身ともに、
豊かな状態に保つためには必要不可欠です。
このシリーズでは、そんなベストな仕事を選択し続けるために、
何故、転職活動すべきなのかについて、様々な視点でともに考えていきたいと思います。
ここでは、時代の変化という観点でお話していきたいと思います。
前回は、仕事の行く末についてお話させて頂きましたが、
今回の時代の変化は前回の仕事の行く末とも通じるお話でして、
時代というものは刻々と変化しております。
身近な時代の変化といえば、
平成から令和へと時代の変化を目の当たりにしました。
特にそのタイミングで何か大きな変化があったわけではありませんが、
例えば、消費税のなかった昭和から、消費税が導入された平成の間に、
どんどんその税率は引き上げられ、令和ではとうとう10%にまで到達しました。
点で見ると、それほど大きな変化はまだありませんが、
令和が10年20年と続いていけば、その変化は大きなものへと膨れ上がっていくでしょう。
また、インターネットの普及によって、我々の生活は劇的に変化しました。
最近よく見聞きする5Gなどもその時代の変化を象徴するインターネット用語で、
GとはGenerationのGで、時代を表します。
昭和時代に迎えた1Gの時代から、平成に入って、2Gから4Gへと進化を遂げ、
令和にはとうとう5Gへと到達しました。
この間、インターネットはどんどん高速化していき、画像や動画を送るのに長い時間を要したりした時代は嘘のように感じられます。
今後、6G、7Gと進化していくことはもはや必然的であり、
その都度、さらに高速化が図られ、今よりできることがどんどん増えていくのでしょう。
このように我々は時代の真っただ中で生きていくことを強いられて、
その変化の波にうまく乗って日々生活していく必要性があります。
この時代の変化の波は、当然、仕事にも少なからず影響し、
昔のようなアナログな働き方から、デジタル化が進み、
インターネットなしでは、仕事が成り立たないような状態になりつつあります。
その結果、組織の構造にも変化が表れ始め、今回のコロナが追い風となって、
リモートワークが様々な会社の中で導入され、新たなニューノーマルが確立しました。
こうなってくると、これまでのように会社に個人が紐づいていて業務を遂行する
組織中心の体制から、個人が会社の仕事を請け負うような個人中心の体制へと
変化していくことが考えられます。
それでなくても、フリーランス化や、転職独立起業の数が増えている中で、
組織が持つ力は衰退していき、個人が台頭していく流れへと移行していくという
時代背景を止められないような気がしてなりません。
これまでは、組織の時代でした。
会社や団体など、組織が力を持ち、組織に所属している人が強い時代でした。
しかし、自由に情報発信できることも相まって、その力は個人に移り変わりつつあり、
個の時代を迎えようとしています。
既に今からそういう時代の変化が始まっているとすると、
今の働き方について考え直すタイミングはもうすぐそこまできていて、
社会人一人ひとりの今後の進退を問われているように感じるんですよね。
如何でしょうか?
その時代や環境の変化の波に適応していくためにも、
転職活動を通じて、時代や環境の変化を感じておく必要があると思うんですよね。
ぜひこれを機に、動き出すきっかけにして頂ければと思います。