どうすれば仕事を有利に展開できるかvol.3
皆さんは、どんな仕事に携わっていらっしゃいますでしょうか?
その仕事において、顧客やビジネスパートナーに対して、
自分に有利に展開できていますでしょうか?
やはり、手強い相手もいれば、比較的やりやすい相手もいると思いますし、
得意不得意や得手不得手誰にだってあることと思います。
しかし、そんな中でも、持っておくことで、より自分に有利な状態で
業務を展開していくことのできるビジネススキル群というものがあります。
本シリーズでは、それらのビジネススキルについてご紹介させて頂くとともに、
ぜひとも実践でご利用頂き、ご自身の活動にプラスにして頂ければと思います。
ここでは、「作業力」というビジネススキルについてお話していきたいと思います。
作業力というと、なんでもないように思いますが、実は地味に効いてくるのが、
この作業力なんですよね。
これまでに、ご紹介した「問題解決力」と「創造力」の礎となる能力が、
この作業力であり、この作業力なくして、上記二つの能力を語ることはできません。
例えば、問題解決力や創造力を養うまでの間に必ずといっていいほど必要となるのは、
経験と努力です。
この経験の数と努力量が多ければ多いほど、身に付けた問題解決力や創造力が発揮する
パワーもそれに伴い、増幅されることでしょう。
その経験の数や努力量というのが、まさにこの作業力に関わってくるんですよね。
作業とは、一定の目的と計画のもとに、身体または知能を使ってする仕事のことをいい、
この作業力が高ければ高いほど、こなすことのできる仕事量を増やすことができます。
ではこの作業力を上げるためにはどうすればいいのか。
まず一つに、たくさんの経験を積むことができれば、この作業力を引き上げてあげることができます。
何故なら、一度経験したものは、要領はわかっているので、以前よりも早く対応することができる。
その経験の数が増えれば増えるほど、作業をこなす力は当然上がりますよね。
また同様に、努力すればするほどこの作業力を引き上げてあげることもできます。、
何故なら、努力とは、目標の実現のため、心身を労してつとめることや、ほねをおることをいい、
その努力の量が増えれば増えるほど、目標に一歩ずつ近づきますし、それに伴って作業力も身に付きます。
従って、作業力とはいわれるものは、経験や努力の過程で身につくものであり、
問題解決力や創造力の土台となる能力のことをいい、
これなくして、問題解決力や創造力を養ってあげることは不可能なんですよね。
よく勘違いしてしまいがちなのが、最初から問題解決力や創造力が備わっていたり、
簡単に問題解決力や創造力を養えると思っていたりするようなのですが、
実は、これらの能力を身に付けるためには、圧倒的な経験の数や努力量があり、
その過程で身に付けた作業力があってこそ形成されるものなんですよね。
ここを軽視して、鼻っから問題解決力や創造力を手に入れようとすると、
痛い目に合うことをぜひともこれを機にお見知り置き頂ければと思います。
一流のビジネスマンが一流であるためには、目には見えていない地道な積み重ねがあり、
その先にいつでも仕事を有利に展開していくことのできる流れを見出しているんですよね。
皆さんは如何でしょうか?
全ての土台となる作業力を育んでいらっしゃいますでしょうか?
作業力の重要性を改めてご理解いただくとともに、ぜひこれを機に
如何に早く有利に仕事を展開していけるか追及していただくきっかけにして頂ければと思います。