業界職業あるあるvol.4
皆さんの業界や職業におけるあるあるや耳寄り情報などはありますでしょうか?
業界や職業によって、暗黙の了解のような隠れたルールが存在しています。
そのルールを知っておくことができれば、我々の生活や仕事において、
有利に働くことは少なくありません。
そんな隠れたルールを収集し、知識として皆さんに情報提供することを目指し、
このシリーズを継続していければと思います。
第四回はIT業界です。
AIやIoT、ブロックチェーンなどの様々な技術に加え、日に日に進化していく技術の数々。
今、この業界ほど変化のスピードが速く、成長している分野はないでしょう。
そんなIT業界において活躍するのが、開発者や技術者といわれるエンジニアの存在です。
彼らの存在が、新たな技術を生み出す原動力となって、我々の快適な日々を支えてくれているんですよね。
そんな彼らを取り巻く環境はというと、3Kといわれる、いわゆる、「きつい」「帰れない」「給料安い」という
厳しい職場環境を強いられていましたが、その状況にも少しずつ変化が表れ始めているといいます。
それこそがフリーランスという働き方です。
開発者や技術者といわれるエンジニアたちは、皆さん、手に職を持つスペシャリストたちです。
ひと昔前までは、一社に勤め上げる風習が日本を支配しておりましたが、ここ10年でその働き方は、
大きく変化しました。
また、それを後押しするかのように世間でのITのニーズが高まり、開発者や技術者の需要が一気に高まりました。
その結果、エンジニアを取り巻く環境も大きく変化し、技術を持っていればそれだけで重宝されるような環境へと変化し、
各社がこぞって、エンジニアを確保しようとする価格競争が起こるようになったんですよね。
こうなってくると、会社に所属しているエンジニアは、ほとんど昇給もなく、ある一定の給与で雇われているのに対して、
フリーランスで働くエンジニアはその分、高い価格で取引が成立し、正社員で働いていた時よりも倍近くの報酬を得るという
ケースも珍しくないということが発生しているんですよね。
如何でしょうか?
正社員が今の給与を倍にするためには、いったいどれだけの時間とどれだけの労力が必要でしょうか?
それが技術者だというだけでその働き方を少し変えてあげるだけで、対価を倍にしてあげることができるんですよね。
今や、エンジニアを取り巻く環境はもはやきつさもなければ、自宅で仕事をすることもできますし、
給料は倍近くすることができるという全く正反対の環境へと移り変わっているんですよね。
これに気づいたエンジニアからどんどんフリーランスへと転身しているというのが、
IT業界での今まさに一番ホットなあるあるです。
そのあるあるを知って、業界外からの参入も珍しくないようです。
その業界外からの参入をフォローするサービスも増えており、今後ますますIT業界への関心は高まる一方ですね。
とはいえ、エンジニアとしての道はそれほどたやすいものではありません。
中途半端な決意や、遊び感覚で挑むと、あっという間に瞬殺されてしまうことでしょう。
挑みたい人はそれなりの覚悟を持つべきですし、エンジニアであるにもかかわらず、
未だ古い環境でくすぶっているひとがいるのであれば、いち早くその環境を打破すべく動き出してみることは、
たとえうまくいかなかったとしても、ご自身の未来にとってプラスに作用すると思うんですよね。
ぜひこれを機に、時代の流れの変化によって、業界職種を取り巻く環境が変化していることを知って頂くとともに、
ご自身の業界職種の変化についても考えてみるきっかけにして頂ければと思います。