なぜ成功者の中に倹約家が多いのか!?
皆さんはお金持ちや、成功者の人に対してどんなイメージを持つだろうか?
超高級住宅地の巨大な屋敷
高級なスポーツカーがズラリ
時計やジュエリー、高級バッグがひしめき合う
そして、お手伝いさんに執事??
そんなイメージを漠然とお持ちの方がいるかも知れません。
もちろん、そういった方もいるのは確かなのですが、
実際には、大半のお金持ちはかなり質素であることが分かっています。
それも、トップクラスのお金持ちであればあるほどです。
成功の定義は様々ですし、個々の価値観もあるので、一概にどれとは言えませんが、多くのお金持ちと言われている成功者は、実は倹約家が多いということをご存知だろうか。
今回はなぜ成功者の中に倹約家が多いのかを解説していきます。
浪費と消費と投資の違い
お金の使い方には
浪費、消費、投資
があります。その違いについて詳しく知らない人は多いでしょう。浪費や消費とは何が違うのでしょうか?
お金持ちの人は無駄遣いをしないとよく聞きます。もしかすると、その使い方を真似すれば、お金との縁も生まれるかもしれません。具体的に説明すると、
・浪費:値段ほどの価値がないものにお金を支払うこと
・消費:値段と同等の価値をもったものにお金を支払うこと
・投資:値段よりも価値のあるもの、または価値が出ることにお金を支払うこと
お金を支払うほどの価値がないものに散財したときは『浪費』。
お金を出す価値がある場合を『消費』。
支払ったお金よりもさらに大きな価値がある、もしくは価値を生み出す場合は『投資』になります。
『価値』でピンと来ないなら、『効果』に置き換えて考えても良いでしょう。それにお金を使うことで自分にどんな効果が与えられるのか。良い効果なのか望まない効果なのかなどを考えてみましょう。
倹約と節約の違い
広辞苑によれば、
「倹約」とは、費用を切り詰めて無駄遣いしないこと。
「節約」とは、無駄を省いて切り詰めること。
「倹約」と「節約」との違いは、フォーカスする目的の違いかも知れません。
「倹約」は、不要な出費を抑えることに主眼を置くのに対し、「節約」は、切り詰めることそれ自体に主眼を置くようなイメージです。
「節約」の場合、光熱費・食費・交際費など心地良く生活するための必要経費すらも無理して削るような印象があります。
このため、「節約」には大きなストレスが伴い、長く続けることは厳しい、というイメージがぬぐい切れません。
一方、「倹約」であれば、無意味なこと、不要なことにお金を投じないことですので、必要経費や、有意義な出費まで削って出し惜しみする必要はありません。
倹約は、お金を使う対象を吟味して、メリハリを付けて出費を行うことが重要になってきます。
成功者が倹約をする3つの理由
お金持ちには倹約を心掛ける方が多いのはなぜでしょうか。
例えば、世界三大投資家のウォーレン・バフェット氏(米国)は、AMEXグリーンカードの一般カードホルダーであり、SUBARUを愛車にしているそうです。
意外に感じる方が多いと思いますが、本物のお金持ちにはこの手の倹約家が珍しくありません。
1.投資元本を継続的に増やせる
倹約に努め、毎月・毎年、余剰金がある状態にしておくことは、投資元本を継続的に増やせることを意味します。
投資の成果=元本×利回り×投資期間
となります。
これが何十年間も続けば、年収差よりも遙かに大きな投資成果の差を生みます。
2.物質的な豊かさはすぐに飽きる
物質的な満足感は飽きが早く、欲求に任せて買い物を繰り返しても、満たされるのは一時的なものです。
高級外車も、高級腕時計も手に入れれば、即それがあって当たり前の環境になります。
中長期にわたり心を満たすことは不可能です。
成功して数年間は派手な生活を送っても、多くのお金持ちが物質的な豊かさの限界を理解し、浪費を止めてしまうようです。
つまりお金は手段なのですね。
3.お金持ちであることを自らアピールする必要がない
成功してお金持ちである自身を周囲に認知してもらいたいがために、必ずしも必要でない高級外車や高級腕時計などの購入に走る人は一定数います。
本物のお金持ちは経済力に自信がありますので、自らの経済力を殊更に誇示する必要を感じません。
むしろ、倹約をしている方が多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
成功者やお金持ちがなぜ倹約家なのか、お分かりいただけたでしょうか。
大事なのは収入の多さや、スキルではなく、お金に対する考え方が一番大事なのがお分かりいただけたと思います。
倹約のコツは
1.欲しいものより必要なものにお金をかける
2.流行に左右されない上質なものを購入する
3.日々の小さな浪費に敏感になる
4.移住空間は清潔感かつシンプルな環境を維持する
です。意識するのとしないのでは、日々のお金の使い方は変わってくると思うので、ぜひアクションを起こしてみるのをおすすめします。
本サイトでは様々な職種を取り巻く環境を調査し、今後の時代の流れに合わせて どういうアクションを起こすべきかを情報提供させて頂いております。
今後とも皆さんと皆さんの大切な人にとって未来を考えるサポートができれば幸いです。
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