イノベーションとは

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企業のCMや政府の発表する政策の中でよく聞く「イノベーション」という言葉、全く意味がわからないという方は少ないでしょう。 イノベーションとは日本語で「技術革新」や「経営革新」と言い換えられます。

しかし、多くの場面で利用されている単語ということもあり「え?技術的な話ではないの?」と混乱してしまう人もいるでしょう。

今回は、イノベーションとは何かを解説します。

ビジネスパーソンとして誤った認識で話してしまう前に、あらためて意味を掴んでいきましょう。

 

【イノベーションとは】

物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。

一般には新しい技術の発明と誤解されているが、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する。

つまり、それまでのモノ・仕組みなどに対して全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出して社会的に大きな変化を起こすことを指す。
(※Wikipediaより抜粋)

Wikipediaをはじめ、イノベーションの意味をネットで検索すると小難しく説明されている事が多いです。

しかし分かりやすく一言で言うと「ありそうでなかったもの」と定義できるのではないでしょうか。ではなぜそう言えるのか、イノベーションの具体的な事例を紹介します。

 

【イノベーションの具体事例】

1.Wii

任天堂が2006年に発売したゲーム機「Wii」は代表的なイノベーションの事例です。

発売当時、ゲーム機はCPU(中央処理機器)やグラフィックの解像度など、いかに高いスペックを提供するかという点で競争を繰り広げていました。

しかし、Wiiはそれまでにゲームに触れてこなかった高齢者を含むファミリー層を対象に、体を動かしながら操作をするという価値を提供したのです。

WIiは一大ヒット商品となり、2016年12月末時点でゲーム機本体は1億台以上もの売り上げを記録しています。

 

2.ウォークマン

「ウォークマン」は1979年に発売されて以降ソニーの主力商品の1つとしてラインナップされている携帯音楽プレーヤーのシリーズです。

当時、音楽プレーヤーは据え置き型であり、持ち歩く形式のものは前例がありませんでした。しかもウォークマンは据え置き型のものとは異なり、録画もできず音質も劣っていたと言われています。

ですが、2014年3月末時点で累計出荷台数は4億2000万台以上にのぼるヒット商品となりました。これは据え置き型ではなく「音楽を持ち歩く」スタイルを提供するという新しい市場を開拓したことに由来しているものでしょう。

 

3.カーブス
従来のサービス提供の形式を変えることでイノベーションに成功した事例がアメリカ初のフィットネスクラブ「カーブス」です。

カーブスは「女性専用」という路線を打ち出し、30分1サイクルで1日の運動が終了する独自のプログラムを提供することでヒットしました。

一般的なスポーツクラブは男女関係なく利用するものですが、カーブスは中高年の女性をメインターゲットにしています。
ユーザーに提供する価値は「健康のための体操プログラム」であり、他のクラブのように体を鍛えたいユーザーにはむしろ向かない施設です。

ですが、体を鍛えたいユーザーを切り捨てることでプールやロッカールームのような大規模な施設が不要となり、コンパクトな敷地面積での開業を可能としました。
そのため、他のクラブは進出できない駅前や住宅地に出店でき、立地の面での優位性を確保しています。

このような今までにない市場を作り出すビジネスモデルは、サービスにおけるイノベーションの事例と言えるでしょう。

 

4.インターネット

今の情報社会を支えている イノベーションの一つがインターネットです。

インターネットが普及し始めたのはまだ最近の話で、初期のパケット通信(インターネットのベースとなる技術)の開発が1960年代から始まり進められました。

その後、1982年に世界規模でインターネットという概念が提唱され、営利目的でインターネットプロバイダのサービスがスタート。

以来徐々にインターネット環境が整い始め、一般利用できるようになりました。

インターネットの普及でメール、チャット、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、ブログ、電話など、イノベーションは多岐に渡ります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?「イノベーション」に対する理解が深まったと思います。

どの事例を見てもわかるようにイノベーションは「あぁその手があったのか!」というものばかりです。

「ありそうでなかったもの」これがまさにイノベーションだと思います。決して自分には無縁の話だとは思わず、物事をいろんな視点から考え直すことからイノベーションの第一歩が始まるのではないでしょうか。

 

 

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