支出改善施策を講じてどれだけ改善できるかvol.5

このシリーズでは支出改善策を講じてどれだけ改善できるかに挑戦する企画です。

vol.5では、保険まわりをどれだけ改善できるかに挑戦していきたいと思います。

 

独身時代は全く保険とは無縁で一切の知識もなく、

自分がどういう状態かも全くわかっていませんでした。

 

しかし、30歳のとき、結婚や保険業界への転職を機に、

自分自身の保険について考えるようになりました。

 

そのとき自分がこれまでどれだけの間、何も考えずに

生きてきていたかということを思い知らされました。

 

まず、今入っている保険について調査してみました。

すると、親が自分自身を保険に入れてくれていたんですよね。

 

30歳にもなって恥ずかしいことに、自分自身がどんな保険に入っているのかも知らず、

そして、社会人として働いているにもかかわらず親に払ってもらっていたんですよね。

最悪ですよね。

 

そのときに入っていた保険はというと、日本の生命保険会社の10年更新型の掛け捨て保険でした。

色々情報を収集してみると、家族全員で毎月約7万くらい払っていました。

どれも同じような更新型の保険で、80歳くらいで、

全ての保障がなくなってしまう保険だったんですよね。

 

つまり、数10年払ってきて、最後に何も残らないという最悪の保険だったんです。

驚愕でした。

毎月7万も払っているのに何も残らないということに、衝撃を受けました。

 

これはいけないと思い、慌てて見直しをかけました。

このとき外資系の保険会社に勤めたこともあり、その外資系の会社の保険に入ることに決めました。

 

このときに改めて過ちを犯してしまったんですよね。

それは、数10年払ってきて何も残らなかったという家族の経験をもとに、

数10年後に残る保険に入ることに執着し、上司に言われるがまままに加入しちゃったんですよね。

 

その結果、家族以上に毎月10万円近くの保険に入りました。

独身時代とは異なり、出産や育児など何かとお金がかかることをわかっていなかった我が家は、

しばらくして、家計が火の車になりました。

愚かですよね。

 

その後、保険や金融商品に対する知識が蓄積されればされるほど、

自分がどれだけ愚かなことをしたのか痛感しました。

 

そして、そこで、自分にとってベストな保険とは何かを改めて考え、

再設計することにしました。

その結果、2年間毎月無理のない額を支払えばあとは放置でき、必要最低限の保障と、

老後の備えのできる保険があることを知りました。

おそらくここが保険業界での経験やこれまで培った知識を駆使してできる最終地点だと考えていました。

 

しかし、まだまだ先があったんですよね。

それは実質無料で保険に入るという最強技です。

 

前置きが大変長くなりましたが、たくさんの失敗を経て、得た最強技について、

ご紹介したいと思います。

 

ズバリそれは法人で契約するか、ポイント還元で相殺するということです。

 

法人で保険を契約すると実質無料で保険に入ることができます。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、定期保険や医療保険のような、

掛け捨ての保険は、掛け金を全て経費として計上することができます。

ということは、掛け金はすべて経費となるため、実質無料で保険に入れるというわけです。

 

また、楽天生命などの保険に入るとポイント還元を受けることができます。

だいたい1%分程度ではありますが、ポイント還元を受けられるので、実質保険料を無料にすることができます。

 

保険はあくまでも保険です。

保険で運用しようと考えたこともありましたが、

結局のところ、間に保険会社をはさんでしまったことで、

保険会社に利益を落とす結果にしかなっていません。

 

色々勉強し、色々経験した結果、

保険は保険でしかありません。

 

この先起きうる万が一のために、かけるのが保険であって、

今の生活を困窮させてまで入る保険なんて本末転倒です。

 

保険は実質無料で入れるんです。

それに今の人生を犠牲にしてまで入る必要などありません。

しかし、何が起こるかわからないという怖さもあります。

 

であれば、実質無料で入れる保険の入り方をぜひとも実践していただき、

保険から得られる恩恵を存分に得て頂ければと思います。