知りたかった!保険業界の裏側大暴露!?

みなさんは生命保険に加入していますか?

日本人の9割が入っているとデータがある生命保険ですが、今回は保険を提案し、営業していた立場から内部でしか分からない裏側などをぶっちゃけてお伝えしていければと思います。

ただ、決して生命保険や生命保険会社を誹謗中傷するわけではなく、保険の内部にいないと分からないことや、やっていないと分からないことを正直にお伝えします。私自身生命保険事態は素晴らしい金融商品だと思っているし、加入もしてます。なのでこの記事を読んで少しでも今後の保険の考え方の選択肢や判断基準が広がれば幸いです。

 

一番儲かるのは?

結論からいうと、生命保険会社は営業マンが一番儲かるのではなく、本社の人たちだけが儲かる仕組みになっています。

今から詳しくお伝えします。

私は稼ぎたいという理由で外資系の生命保険会社に転職して2年ほど営業活動をしておりました。なので今回は外資系の生命保険をメインにお伝えしていきます。

冒頭で伝えた、なぜ生命保険会社は本社の人が一番儲かるのかというと、それは会社の報酬体系にあります。

 

外資系保険のコミッション大暴露

私がいた生命保険会社では、例えばお客さんが月1万円の生命保険に加入してくれたとします、そうすると、年間12万円の保険料なので、この12万円が売り上げになります。

報酬内訳は

会社:約60%

営業マン:約40%

でした。

つまり営業マンのコミッションは約40%です。

上記の場合のコミッションは12万円の約40%なので48000円になります。

しかしここでポイントなのがコミッションの40%は契約を取ったその年の1年間しかもらえません。2年目以降になると、コミッションは8%になってしまいます。さらにその8%も3年しかもらえません。契約はずっと続いているのに、5年目以降は営業マンに1円も入ってこないのです。一般的な方の生命保険の入り方は30年~35年などの長期的な加入契約が多いと思います。

なので営業マンがもらえる報酬は5年分だけってことになりますね、、、

外資系の生命保険の営業マンはフルコミッション(完全歩合制)なので契約をとらなければ収入がありません。完全実力成果主義の世界です。会社に所属はしているが、交通費やアポイント代も自費で出しているので、扱いとしては個人事業主と同じです。

日本の生命保険会社は固定給+歩合なのでコミッションは1.2割程度だが外資系はフルコミッションだけあって報酬は高い。

 

でもここで考えてみてほしいのが、個人事業主として自分で経費を出してお客さんを見つけて、自分で契約を取って4割である。残りの6割はなにもしていない会社の本社がもらうという仕組みである。しかも5年目以降は全額会社が売り上げをもっていくという仕組みです。

 

なにか福利厚生があるのか、会社からなにかもらえるんじゃないの?と思うかたもいるかもしれないが、実際はなにもありません。むしろ契約を取れなければ生活ができないので辞めていくだけです。その営業マンが辞めたとしても契約はお客さんが辞めない限り、続いていくので保険料は会社に入り続けるというわけです。

 

まとめ

いかがだろうか、ここまで正直に話せば、いかに生命保険会社で一番儲かっているのが本社であることがお分かりいただけただろうか。私もこれには働いていた時は、あんまり考えていなかったが、辞めてのちのち考えてみたら、結局儲かるのって本社じゃん、って思いました。

だがしかし、私は生命保険会社で働いたことを全く後悔していないし、むしろそこで働けて本当によかったと思ってるし、感謝してます。なぜなら、この仕事を通じて、人間的にもすごく成長できたし、色々な人との出会いもありました。このきっかけはこの仕事をやったおかげですし、いまもそれは生かされています。保険会社の仕組みはあれですが、一人の人間として成長したいのならうってつけの環境だとは思います。

最後に、皆さんにとってより豊かな人生を手に入れる手助けになれば幸いです。

 

本サイトでは様々な職種を取り巻く環境を調査し、今後の時代の流れに合わせて  どういうアクションを起こすべきかを情報提供させて頂いております。
今後とも皆さんと皆さんの大切な人にとって未来を考えるサポートができれば幸いです。

 

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