手作りマスクを作ろう
新型肺炎コロナウイルスの猛威でマスクが品薄でお困りの方もたくさんいらっしゃると思います。
マスクをしても意味がないとかいう方もいらっしゃいますが、エチケットのためにも、飛沫感染や接触感染を少しでも防ぐためにもマスクは常備しておきたいですね。
布マスクはメガネが曇りにくいし、肌に接触する面を柔らかいガーゼや優しい生地で作ればとても気持ちいいというメリットもあります。
今回は手作りマスクについて紹介していきます。
【おすすめの繊維】
手作りマスクには適した素材があり、何でもいいというわけではありません。
より感染予防効果を高める快適なマスクを作るためには、通気性が良く、なおかつフィルター機能が期待できるガーゼや不織布を使用することがおすすめです。
顔に直接触れるものなので、ナチュラルで通気性の良いリネンやコットン素材でもOKです。
裏に使う生地はダブルガーゼを使用したり、フィルター機能のある不織布などが入れられるポケットを付けると、より予防効果が高くなります。
【立体マスクの特徴】
顔に最も自然にフィットしてくれるのが「立体マスク」です。呼吸が楽にできるため、お仕事で長時間つけなければならない方におすすめです。
ダブルガーゼ生地を2枚重ねにしてフィルター効果を高め、さらに表面はお洒落なリネン生地で作製すれば安心です。
・作り方
材料
ガーゼ生地 無地 16cm×25cm 2枚
(写真は柄もののガーゼを使用)
マスク用ゴム 20cm 2本
作り方
① 生地をカットします。
② 中央をそれぞれ 0.5cmで縫い合わせます。
③ 表布と裏布を中表に合わせて上下を 0.5cmで縫い合わせます。
④ 表に返して上下にステッチをかけます。
⑤ 両端を1cm幅の3つ折りにして縫い付けます。
⑥ 左右にゴムを通して出来上がりです。
*ゴムの長さは好みで調節してください。
使用後の消毒
使用後は、ハイター(0.02%の次亜塩素酸ナトリウム)に付けた後に,洗濯してください。
【プリーツマスクの特徴】
プリーツマスクは、一見平面マスクのように見えますが、布にプリーツ加工を施すことで着用した際に顔とマスクの隙間を少なくできる、立体構造のマスクです。
平面マスクに比べて、蒸れにくく、呼吸しやすいのが特徴です。
・作り方
材料
ガーゼ生地 無地 18cm×22cm 2枚
(写真は柄もののガーゼを使用)
ガーゼハンカチやガーゼタオルを利用してもOKです
マスク用ゴム 20cm 2本
テクノロート(鼻の部分のフィットを良くするための素材) 9cm 1本
作り方
① 生地を中表にして1cmの縫い代で縫い合わせます。
② 表に返して上下 0.8cmでステッチをかけます。
③ 上部のみ真ん中から 4.5cmのところを縫いとめます。
④ 上部にテクノロートを通し、端を縫いとめます。
⑤ 中央と中央から上3cmのところ、下 2.5cmのところを 0.8cmの山折りにしてアイロン
で押さえます。
⑥ 両サイドに 0.2cm、1cm、2cmのところにステッチをかけ、布端を切り揃えます。
⑦ 両サイドを3つ折りにして2cm幅で縫いとめます。
⑧ マスクゴムを通して結びます。
*ゴムの長さは好みで調節してください。
使用後の消毒
使用後は、ハイター(0.02%の次亜塩素酸ナトリウム)に付けた後に,洗濯してください。
今回は手作りマスクについて紹介していきました。
自粛で自宅にいることが多いので、一度手作りマスクにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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